2009年に「No Reason〜オトコゴコロ〜」、2010年に「No Reason 2〜もっとオトコゴコロ〜」を発売し、ともにオリコンTOP10入りのヒットを記録した高橋真梨子。そんな彼女の大ヒット・カバー・アルバム集の第3弾が登場することがわかった。過去2作は男性の歌をカバーした作品集だったが、9月12日に発売となる新作「No Reason 3〜洋樂想ひ〜」は、タイトルの通り高橋が初めて手がけた洋楽カバー・アルバムとなる。
　

1972年秋にペドロ＆カプリシャス2代目ボーカルに参加して、本格的な歌手活動をスタートしてからちょうど40年。ジャズ・プレイヤーだった父親の影響でジャズの勉強を始め、博多ではジャズやスタンダードを、ペドロ＆カプリシャスではラテンを歌った高橋が、来年迎えるレコードデビュー40周年を前に、自身の“ルーツ・ミュージック”とも呼ぶべき「洋樂」を「想ひ」歌う。

新作には、ソロ・コンサート・ツアーやディナーショーでも歌い続けてきた高橋が愛する名曲もあれば、初めて公に披露される名曲も。それはNo Reasonシリーズの骨子「後世に伝えていきたい“理由のいらない”名曲たち」であると共に、彼女がいつか実現したいと想い、心に秘めていた作品集だという。

そんな自分へのご褒美とも言える作品集だけに、1曲目に収録された「スーパースター」（カーペンターズ）、続く「ベサメ・ムーチョ」（トリオ・ロス・パンチョス）、ナット・キング・コール、アレサ・フランクリン、ペギー・リーなど、いずれも実に気持ち良く歌い上げられた全15曲が収録されている。高橋の歌唱力を改めて実感させられる一枚だ。

通常盤と同時発売の期間限定盤に付属するDVDには「ごめんね…」の歴代ライブ映像メドレーのほか、全4曲の貴重なライブ映像も収録される。

また、「No Reason 3〜洋樂想ひ〜」と同じく9月12日に発売となる最新ライブ作品「LIVE soiree」は、DVDと共に、高橋初のBlu-rayでの発売も決定した。こちらは昨年行われた全国コンサート・ツアーより、11月19日に行われた神奈川県民ホールのライブの模様が収録されている。
　
今年の全国コンサート・ツアー“Re:So fine”はやはり9月12日、埼玉県川口リリアメインホールよりスタート。高橋のソロ・コンサートツアーは今年で34年連続36回目だ。