東京タワーに自走ガイドロボ、スタッフの一員として大展望台に導入。

2012/07/09 04:13 Written by Narinari.com編集部

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東京タワーに8月1日、全国初の“自走式展望台ガイドロボット”が導入され、スタッフの一員として大展望台でガイドを開始する。

今回導入されるのは、ALSOK製の屋内施設向けインフォメーションロボット「An9-PR(アンナインピーアール)」。このロボットは“日本初の電子看板機能を有する自律走行型ロボット”で、身長160センチ、体重200キロの大型ボディに、複数の画面やスピーカー、さらには電光掲示板やICリーダーも搭載した。自動走行しながら案内を行う、まさに“動くデジタルサイネージ”だ。

東京タワーではスタッフの一員として、大展望台でガイドを担当。ガイドは1日に数回、東西南北のルートを自動走行しながら、利用客の視界に飛び込む建物や名所などを音声と画面を用いて説明する。また、日本語音声のほか、英語、中国語、韓国語の4か国語のガイド音声を用意した。

ボディは東京タワーのシンボリックカラーであるインターナショナルオレンジと白で配色。頭頂部にアンテナ、ボディ全体にリベット(鋲)風の装飾を施して、東京タワーをイメージさせるデザインに仕上げている。

なお、このロボットにはまだ名前がないため、7月22日までの期間、名称案を寄せてもらう応募箱を東京タワー内に設置。決定した名前は稼働初日、8月1日のお披露目会で発表する予定だ。

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