名古屋・栄を拠点に活動するアイドルグループ・SKE48の若林倫香（16歳）が7月2日、チームKIIの公演で、今月いっぱいでグループから卒業することを発表した。

この日の公演で若林は「最近の私は、学業も、SKEのお仕事も全部中途半端になってしまっていて、SKEのお仕事もすごく楽しいんですけど、楽しいだけで、それってどうなんだろう…」と思うようになったと告白。そして正規メンバーを目指して頑張っている研究生がいる中で、そうした気持ちのままメンバーとして活動することは「中途半端で良くない」と、卒業を決意した理由を説明した。

公演終了後、SKE48運営事務局も公式ブログを更新。劇場支配人の湯浅洋氏は若林の卒業について「長い間、本人も悩んでの決断になりましたが、私も何度となく相談を受けました」とつづり、「私は1期生から全てのメンバーのオーディションに参加して来ましたので、やはり卒業するメンバーをみるのは残念です」と、寂しい胸の内を明かしている。

若林は1996年生まれの16歳。2008年にSKE48オープニングメンバーオーディション（1期）を受けて不合格となり、翌年に再度臨んだ第2期メンバーオーディションで合格、2009年にチームKIIに昇格した。

なお、SKE48は昨年末にチームEの中村優花が卒業。3月にはチームSの小野晴香、チームEの間野春香と山田恵里伽、さらに5月には今出舞が卒業しており、若林は今年5人目の卒業者となった。