宮野真守が「心震えた」音楽、感傷ベクトルのボイスドラマに人気声優。

2012/06/27 19:00 Written by Narinari.com編集部

このエントリーをはてなブックマークに追加


ハイブリッドロックサークル・感傷ベクトルが、アルバムとコミックで8月3日に同時発売する「シアロア」を原作とした、人気声優を配したピクチャードラマの制作を発表した。

感傷ベクトルは、ボーカル、ギター、ピアノ、作詞、作曲、作画を担当する田口囁一と、ベースと脚本を担当する春川三咲によるユニット。音楽とマンガの2面性で世界観を作り上げることから“ハイブリッドロックサークル”を掲げ、インターネットをベースに展開している。自在にセルフ・メディアミックスで表現する様は、まさにデジタルネイティブ世代の申し子。その一方で「僕は友達が少ない+」を「ジャンプSQ.19」で連載するなど、プロのマンガ家としても活躍している。

そんな感傷ベクトルの新作「シアロア」全10話のうち、第1話「ストロボライツ」、第2話「シルク」、第7話「ラストシーン」がボイスドラマ化されることになった。原作のストーリーをもとにメンバーの春川三咲が脚本を、田口囁一が劇中音楽を新たに制作。映像にもマンガのイラストを用いながらこだわりの演出が施されており、「シアロア」の世界観をさらに深く楽しめる作品に仕上げている。

そして各キャラクターを演じる声優キャストには、宮野真守、木村良平、細谷佳正、佐藤利奈、高橋美佳子、生田善子と、第一線で活躍する面々が集結。この作品について宮野は「まず“音楽”に心震えました。おしゃれながらも熱いサウンド、でもその熱さは激情ではなく、正に“感傷”。そしてその楽曲のメッセージに絶妙にリンクする物語。一話完結のオムニバスなのですが、実はどこか繋がっていて、『シアロア』で皆繋がっている。もっと次を読みたくさせる展開に引き込まれました」と絶賛のコメントを寄せている。

また、木村は「自分で演じることで、出来上がりにより大きな期待をもちました。あと、もっと長い尺でやってみたいな、と」、細谷は「Jロックの、ロック少年の青春みたいな、『色即じぇねれいしょん』が好きな僕にはたまらなかったです」、佐藤は「収録した物語と音楽と漫画と…どういう風に融合していくんだろう!と、どきどき、わくわくしています」とコメント。

さらに高橋は「凄く新しいジャンルだと思います。音楽とマンガを作り出すユニット…初めて聞いた時はびっくりしました。天才だと思いました!ここには夢が詰まっています。曲をかけながら台詞の練習をしたら、凄く刺さりました。曲をかけながらマンガを読むことをオススメします!」、生田は「演じる前の資料として、マンガ、音楽に触れさせて頂きましたが、あっという間に世界感に引き込まれていきました。自分の青春時代・学生時代のホロ苦い思い出なんかも思い出しつつピュアな気持ちが胸いっぱいに広がってとても幸せな気持ちになれる現場でした」と、それぞれこの作品に参加した感想を語っている。

なお、第一弾は「シルク」が7月11日(水)に、動画サイトにて披露される予定だ。

また、「ストロボライツ」のビデオクリップも完成。感傷ベクトルのメンバーによる実写の演奏シーンとアニメーションが交差する、2次元×3次元のハイブリッドムービーに仕上がっている。

「ストロボライツ」ミュージックビデオは初回限定盤に付属するDVDに収録され、ピクチャードラマは、音声パートをボイスドラマとして、アニメイト、メロンブックスでの「シアロア」購入特典CDとして提供。出演声優によるレコーディング時のオフトークも収録している。

TOPへ戻る
このエントリーをはてなブックマークに追加

Copyright © Narinari.com. All rights reserved.