女性DJに11年越しの愛の告白、ファンレター返事の“約束”守る。

2012/06/27 08:13 Written by Narinari.com編集部

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数日前、中国のラジオ局で働く女性DJが微博(中国版ツイッター)に投稿した話題が「ロマンチックだ」「愛は素晴らしい」など、多くのネットユーザーから絶賛されている。6月26日10時現在、同投稿に対するコメントは12,000、転載は35,000を超えており、その数字はまだまだ伸びて行く勢いだ。

話題を呼んでいるのは、湖南交通頻道でDJを務める小海さんが、6月24日12時50分に投稿した内容。彼女は11年前、当時中学1年生の子どもから「彼女になってくれませんか?」という“愛の告白”が書かれたファンレターを受け取った。その子のことを大変かわいらしいと思った小海さんは、冗談で「清華大学か北京大学を卒業して、100万元(約1,250万円)を稼いだらまた教えてね!」と返事。もちろんこれは「立派な人になるよう勉強や仕事を頑張ってね!」とのエールだったのだが、それから11年という歳月が流れた今年の6月24日、“かつてファンレターを書いた子ども”と称する男性から、彼女に突如連絡が入った。

男性は「私はやり遂げました! いま、北京で暮らしていますが、プロジェクトが成功して100万元稼いだんです!」と近況を報告するとともに、記憶がおぼろげな小海さんに事情を説明。11年前にファンレターを出したこと、小海さんからの返事の内容などを明かし、その“約束”を守ったと電話口で伝えたという。

現在、小海さんには恋人がおり、男性にもすでに築かれた生活があるため、2人は「いつか機会があったら食事に行きましょう」とだけ約束して電話を切ったが、彼女の心は高鳴っていた。最初は何の話かまったく理解できず、男性が語る内容も信じられない思いだったが、自身が当時子ども向け番組か音楽番組を担当していたこと、多くの子どもからファンレターを受け取っていたことなどを思い出していくに連れ、徐々に気持ちが変化。この男性と思われる子どもの名前がラジオ局のメッセージ記録にいくつか残されていたことなども相まって、自身の微博で抑えられない気持ちを吐露したというわけだ。

この投稿は瞬く間に多くのネットユーザーが知るところに。そして、現在も小海さんのもとには「なんてロマンチックなんだ」「愛の力は偉大だ」などの絶賛の声が殺到している。

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