富士急行は6月25日、かねてより導入を予告していた“ホラーではない”迷宮アトラクションの名称と開業日を発表した。名称は「絶望要塞」で、開業日は7月28日。

「絶望要塞」は、“世界最恐”の巨大お化け屋敷「最恐戦慄迷宮」で培ってきたノウハウをもとに開発された、“迷宮”と化した巨大要塞からの脱出を試みるミッションクリア型ウォークスルーアトラクション。脱出成功確率は限りなく0％に近い数字を目指しているハードなアトラクションだ。

ゲストは完全脱出を目指して、要塞内の無数のドアと廊下と部屋からなる“迷宮”や厳重なセキュリティ、限られた時間との戦いに挑戦する。要塞内はいくつものステージに分かれており、ステージが進むにつれてその難易度はアップ。各ステージには「隠された手がかり」や「どこにあるか分からない扉」などさまざまな罠や仕掛けが散りばめられているため、闇雲に進むだけではクリアはできない。「知恵」「記憶力」「体力」「想像力」、そして「運」を駆使した者だけが見事に脱出成功者になれるというわけだ。なお、脱出成功者にはその栄誉を称えた景品が用意される予定。

延べ床総面積約3,300平方メートルにも及ぶその規模は「最恐戦慄迷宮」をも上回るという「絶望要塞」。富士急ハイランドからの“ゲストへの挑戦状”に、この夏、挑んでみてはいかが？


☆アトラクションの流れ

［入場・写真］入場すると先ず証明写真を撮影。
［プレショー］囚われ人の心構えを所長が説明。
［ゲームスタート］グループごとに独房に入れられ、“脱出”がスタート。
［ゲーム終了］
（失敗）時間内に指定された場所に行けなければゲームオーバー。
（成功）さまざまな難関に打ち克ち、最終目的地に到達すると、「脱出成功者」として認定され、景品を贈呈。