“疑似レバ刺し”店頭で販売へ、牛生レバー禁止で小売りから要望多く。

2012/06/18 08:16 Written by Narinari.com編集部

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ハイスキー食品工業は7月10日から、“疑似レバ刺し”ことレバ刺しそっくりなこんにゃく「マンナンレバー」を全国のスーパーなどで販売する。商品名は「元祖マンナンレバー」で、価格は358円(参考価格/税込み)。

「マンナンレバー」は、ハイスキー食品工業独自の脱アルカリ技術を用いたこんにゃく特有の臭みがない新素材「マンナンミール」で作られた商品。脱アルカリ素材を短冊状にカットし、牛のレバーに似た色を付けて定着させ、たれとごま油をからめることで食感と味をレバ刺しそっくりに仕上げている。

この「マンナンレバー」は見た目や味、食感のほかにも扱いやすいという特徴があるため、同社は焼肉店のほか、居酒屋やホテル、レストランなどに幅広くアピール。基本的には業務用途を想定した商品だったが、個人からの購入希望が数多く寄せられたこともあり、業務用パックのバリエーションを増やしながらネット販売を行ってきた。

そして今回登場するのが、販路を全国のスーパーに拡大して販売する、一般消費者向けの「元祖マンナンレバー」だ。7月から牛生レバーの提供が全面的に禁止されることを受けて、スーパーなど流通各社から「店頭で販売したい」との要望が数多く寄せられたため、新たな市販用として「元祖マンナンレバー」が誕生した。

初めから店頭での販売を目的にしていることもあり、パッケージなどは新たに制作。食べきりサイズの60グラムで、あらかじめごま油と白ごまが付属、開封して水気を切って皿に盛りつければすぐに食べることができる。

昨年8月の発売以来、ネットには多くの“試食レビュー”が出ており、その感想はさまざま。試してみたいと思いつつも通販では手が伸ばしにくい……と考えていた人も、スーパーの店頭に並んでいれば手に取りやすいのは間違いない。一度食べてみたいという人は、挑戦してみてはいかが?

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