指原莉乃が涙のHKT48電撃移籍、“元カレ”暴露報道を受け謝罪も。

2012/06/16 02:47 Written by Narinari.com編集部

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アイドルグループAKB48の指原莉乃が、博多を拠点に活動する姉妹グループ・HKT48に移籍することが、電撃発表された。これは6月15日深夜(16日午前)放送の「AKB48のオールナイトニッポン」(ニッポン放送)で総合プロデューサーの秋元康氏から発表されたもので、移籍時期は「明日から」としている。

この日の「AKB48のオールナイトニッポン」のパーソナリティーは、秋元氏が担当。番組途中で指原が登場し、現在発売中の週刊誌「週刊文春」に元カレとされる人物による交際暴露記事出たことについて、釈明を行った。

「皆さん、こんばんは。AKB48チームAの指原莉乃です…」と、冒頭から声を詰まらせながら登場した指原は、「皆さん、今回は本当にご心配をおかけして本当にごめんなさい」と謝罪。そして「最初、その話を聞いたとき、なんのことだかわからなくて、記事を読んですごくビックリしました。中身に関しては事実じゃないこともたくさんありましたが、その人とお友だちだったことは本当です」と、“元カレ”が過去に友人として関係があった人物であることを認めた。

記事を見たとき、指原の頭には「お父さんの悲しむ顔や、応援してくださっている皆さん一人一人の顔がそのとき思い浮かびました」。それからは「ご飯が食べられなくて、食べて、吐いてを繰り返して、ツアーのリハーサル中に過呼吸になってしまって、何も状況を話してないメンバーにただただ元気がない指原を見せてしまったりと、本当に迷惑をかけたり…。お母さんにもなかなか話せなくて…お母さんに話したときに…お母さんの顔も見れず、ファンの方からのブログのコメントを読むのが怖くて、本当にたくさんの人にご心配と迷惑をかけたなと、思っています。ブログのコメントをさっき読ませていただいて、皆さんからのコメントに、本当に心が苦しくなりました。皆さん本当にすみませんでした…」と、終始涙声で謝罪した。

この謝罪に対し、秋元氏は「どうなの、本当のところは?」とファンが最も知りたいであろう核心に切り込むと、指原は「本当じゃないですし、本当ですし、本当じゃないというか…」とハッキリしない回答。秋元氏は「でもそれは、指原がそういうことが出てくるところまで来たんだよ。だって指原が無名だったら、そういう話も出てこないじゃん。だからそうなったら当然、昔のことも出てくるかもしれないし、それはしょうがないよな。指原が誤解されるような、かつて行動を取ったわけだからさ」と語ると、指原は「そうですね…」と消え入るような声でうなずいた。

さらに秋元氏は「たぶん、何もなくスルーすると、『なんだよ、指原だけに甘いのか』という声も出ちゃうし、あるいは『指原、反省してるのか』ってなるし。かと言って指原が全面的に悪いわけでもないし、すごい難しいよね」と、プロデューサーという立場から現在置かれている状況を説明。

そして「で、いろいろ考えました」とした上で、秋元氏は「指原がどういう形であれ、AKBを応援してくださるファンに対して、誤解を招くような行動を取ったことは間違いないわけだね、過去だけどね。そういうことがあるので、やっぱりちゃんとAKBのために、頑張ってもらわないといけない、と思ったので、指原はできるだけ早く、明日だな、もうな。明日から指原莉乃はHKT48に移籍します」と、電撃発表した。

この通告を受けた指原は「え…」と困惑。もう一度秋元氏が「HKT48に移籍します。HKT48に移籍して、指原は博多のメンバー、まだ1期生しかいないし、まだどうして良いかわからない。その人たちと一緒にHKTを盛り上げて。指原は明日から…明日じゃなくても良いけど、できるだけ早く博多に引っ越して、博多に住んで、HKTの活動をしなさい」と伝えると、指原は再び現実を受け入れられない様子で「え…」と声を漏らした。

秋元氏は続けて「レギュラーで『笑っていいとも!』とかレギュラーで出していただいているわけだから、そのときに東京に帰ってきて、『笑っていいとも!』に出るのも構わないし、ほかの番組に出るのも構わない。だけど、籍はHKT48。これから番組に出るときも『HKT48の指原莉乃です』と。博多を盛り上げて、博多の1期生たちが指原と同じようにどこかで誤解をされるような行動を取る可能性があるじゃん。そういう子たちに『そうじゃないよ』とか、『こういふうになると、そういうふうに見えちゃうよ』ということも指導しつつ、AKBのために頑張ってもらうのが良いんじゃないかな」と、移籍の意図を語った。

これに指原は「はい」。秋元氏は「大分が実家なわけだし、実家にもしょっちゅう帰れるだろうし、お母さんが博多のほうに来てくれることも多くなると思うので、だから君は明日からHKT48の指原莉乃です」と“親心”ものぞかせた。


☆篠田麻里子や大島優子らがメッセージ

指原の電撃移籍をオールナイトニッポンで聴いていたという篠田麻里子は、放送中にTwitterを更新。「え?HKT?」と驚きながらも、「オールナイトニッポン、色々びっくりなニュースありましたが、ご心配おかけしてすいません、でも前を向いて一歩づつ進んで行ってる気がします。どこに行っても、変わらず応援宜しくお願いします!おやすみなさい!」とツイートしている。

また、Google+組もメッセージを更新。大島優子は「ANNから電話来たよ〜そちら終わっても、今の今まであっちゃんと電話してたにょ。しかし、指原HKTに行くって…環境が変わるだろうし、大変だと思う。うん、大変だと思う。何かサポートできることはしますからね。がんばんべ」、高城亜樹は「さっしーがHKT移籍…ANNを聴けてなかったのでみんなのぐぐたすをみて知りました。正直かなり驚いていますがさっしーの明るさと優しさがあればどこへいっても大丈夫!!HKTもみんな仲間です!!これからも一緒にがんばろ!」、仲川遥香は「さっしーなら大丈夫!何でも挑戦だょね。AKBに入るのも何が起きるか分からないけど挑戦して受けるんだもんね!間違ってるとかはないと思う。HKTは大変だと思うけどきっと大きなものを得ると思うよー。頑張って欲しい!私もさっしーに負けないくらい頑張るよ!」、SKE48の木本花音は「指原さんがHKTに移籍するなんて!驚きが隠せないです。いつも優しい指原さん HKTでも今まで通り頑張ってください」とエールを送った。

そして指原の“移籍先”となるHKT48で、先日のAKB48総選挙では唯一当選枠(64位以内)に入った宮脇咲良(47位)は、「AKB48の指原さんがHKT48に移籍するみたいです。今の気持ちはただただびっくり。これからどうなるんだろう…」とコメントしている。


☆秋元康氏が放送終了後にGoogle+を更新

オールナイトニッポンの放送終了後、秋元氏はGoogle+を更新。「そんなわけで、HKT48のファンのみなさま!突然の発表ではありましたが、指原莉乃をよろしくお願いします HKT48のメンバーも指原からいっぱい刺激を受けてください。指原のポジションは、まだ決めていません。現場のスタッフが決めると思うので、応援してあげてください」とファンにメッセージを送っている。

さらに秋元氏は16日夕方にもGoogle+を更新し、追加でHKT48移籍への内情を明かした。それによると、週刊誌の記事内容について指原に話を聞いたところ「すべてが事実ではないが、そう誤解されてもしかたがない」との説明を受け、「3、4年前の、まだ、研究生時代の話とはいえ、AKB48のメンバーとして自覚が足りなかったと反省しています。指原にはイエローカード一枚相当の厳重注意をしました」とのこと。

その上で「指原莉乃の“不屈の精神”、“何があってもあきらめない気持ち”は、AKBのメンバーとして模範となるものです。この強さを後輩に伝えて欲しいと思い、結成して間もないHKT48に移籍させることにしました」と、まだ若いHKT48には指原のような存在が必要と判断したという。

そして、東京から博多への“左遷”ではないのかという一部ファンの声に対しては、「“左遷”と言う人がいますが、それはHKT48のメンバーや支えてくれているファンのみなさんやスタッフに失礼です。指原莉乃に新たな挑戦をさせたかったことと、若いHKT48のメンバーの刺激になればいいと僕たちが長い会議の上に出した結論です」とつづり、「ファンのみなさんにせっかく4位にしていただいた指原ですが、どこまで“ヘタレ”なのでしょう。肝心なこの時期に…。でも、それが指原なのです。そのうちにグループ最強のHKT48を率いてやって来るかもしれません。あるいは、グループ最強のHKT48に紛れてやって来るかもしれません」と、“HKT48の指原”に期待を寄せた。


☆“HKT48”指原莉乃がブログ更新

指原は16日午後、HKT48への移籍通告後初めて公式ブログを更新。「これからどうなるのか、それは、全くわかりません。がむしゃらに、ひたむきにがんばるしかないです。みなさん全員が、これからも指原を応援してくれるなんて、甘いことは思っていません。なので、がんばるしかないんです。これからも、指原を応援してくださる方がいるなら、頑張らなきゃいけない。コメントを読んで、そうおもいました。HKTのメンバー、ファンのみなさんにすぐに認めてもらえるなんて、思っていません。HKTのみんなが、いままでの時間、がんばってHKTをつくってきたのも、同じメンバーとして、わかっています。とにかく、がんばります。たくさんのご心配おかけして、本当にごめんなさい」と、“HKT48 指原莉乃”との署名を添えて現在の心境をつづっている。


☆「週刊文春」に掲載された暴露記事の要旨

「週刊文春」は6月14日発売号に「総選挙4位『ヘタレさしこ』の素顔 元カレが告白『AKB48指原莉乃は超肉食系でした』仰天セクシー写真も!」とする記事を掲載。1歳上で、2008年から2009年にかけて交際していたという“都内在住のジャニーズ系イケメン学生”の男性は、指原の家に遊びに行き、「『何でずっと下見てるの?』『もっとこっち来なよ』って僕の手を自分の太ももの上におきました。そのとき僕のなかで何かが“爆発”して、彼女を押し倒し、初めて彼女とキスしました」と告白した。

男性はもともとAKB48のファンで、指原との出会いは東京・秋葉原のAKB劇場。当初は違うメンバーのファンだったものの、劇場で指原とよく目が合うようになり“推し変”、イベントや握手会に参加し、名前を覚えてもらうためにファンレターを何通も書いたという。その後、男性のSNSページに“指原の友人”を名乗る人物からメールアドレスが寄せられ、指原とメル友に。後日、“指原の友人”は指原本人であることがわかったそうで、2008年10月から交際がスタートした。

記事では交際中のやり取り、デートの様子、指原の部屋の詳細のほか、男性の携帯電話に残された“思い出の写真”とされる写真も複数掲載。さらに部屋では「やることは、年頃の2人ですから、部屋でイチャイチャ」「お互い経験もないしエッチまで4か月かかりました」「お泊まりはたった1回、東新宿駅前のビジネスホテル」「デートのペースは2、3週間に1度。毎日平均7時間は電話をした」「(男性から別れを切り出すと『やだ』『諦めたくない』『エッチだってしたのにふざけんなよ!』ってメールが来た」など、赤裸々な告白がつづられている。


☆指原莉乃プロフィール

指原は1992年生まれの19歳、大分県出身。小学生の頃からモーニング娘。やハロー!プロジェクトのファンで、地元では熱心な“追っかけ”として知られた存在だった。そして2007年にAKB48の「第2回研究生(5期生)オーディション」に合格。2008年には正規メンバーへ昇格、「大声ダイヤモンド」「10年桜」「涙サプライズ!」で選抜入りを果たした。

2009年の「AKB48 13thシングル選抜総選挙」(第1回)では27位で、選抜メンバー漏れしたものの、翌2010年の「AKB48 17thシングル選抜総選挙」(第2回)では19位となり選抜に復帰。その後、次第に“へたれ”キャラクターが浸透し、2011年の「AKB48 22ndシングル選抜総選挙」(第3回)ではメディア選抜入りとなる9位、2012年の「AKB48 27thシングル選抜総選挙」(第4回)では4位に躍進し、AKB48の人気メンバーの地位を確固たるものにした。今年5月にはシングル「それでも好きだよ」でソロデビューも果たしている。

また、テレビでの露出も多く、AKB48関連の番組のほか、ピンでは現在「笑っていいとも!」(フジテレビ系)の月曜レギュラーを務め、「トイレクイックル」(花王)、「サマンサベガ」(サマンサタバサジャパンリミテッド)などのCMにも出演している。

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