岩井俊二監督の新作は1人6役、全編英語作「ヴァンパイア」公開日決定。

2012/06/09 04:56 Written by Narinari.com編集部

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「Love Letter」「スワロウテイル」「リリイ・シュシュのすべて」など、独自の美意識で確固たる世界を展開する岩井俊二監督の待望の新作「ヴァンパイア」が、9月15日(土)よりシネマライズほか、全国順次ロードショーされることがわかった。

同作は、岩井監督がカナダを舞台に全編英語で撮り下ろした“吸血鬼映画”。自ら演出・脚本・音楽・撮影・編集・プロデュースと1人6役を務めるなど、“岩井ワールド”が炸裂した作品だ。

病身の母親と暮らす高校教師の主人公サイモンが、あるWEBサイトに集まる少年少女に血を求め……というテーマから、次第にピュアな愛に昇華して行くストーリー。岩井監督は同作について「我々のすぐ近くにいながら別の空間を生きているような、生と死の境にいるような精神状態の人たちと最後の一日を共にする男の物語」と語る。

出演は主人公のサイモンに「トランスアメリカ」のケヴィン・ゼガーズ、あるサイトで知り合う少女たちに、「クジラの島の少女」のケイシャ・キャッスル=ヒューズ、ハリウッドで大注目のアデレード・クレメンス、「ヤングスーパーマン」のクリスティン・クルックなどフレッシュな顔ぶれが集結した。

また、母親役には「パルプ・フィクション」「死ぬまでにしたい10のこと」のアマンダ・プラマー、そして蒼井優が、主人公サイモンの行動に思わぬサプライズをもたらす重要な役割の留学生ミナ役で“岩井ワールド”を彩っている。

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