ももクロが中学校訪れエール、“ももいろクローバー爽”としてライブも。

2012/06/07 17:07 Written by Narinari.com編集部

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アイドルユニット・ももいろクローバーZが6月7日、ロッテアイス「爽」のCMで結成した新ユニット・ももいろクローバー爽として、5人全員で仙台市立折立中学校を訪問。同校の生徒にエールを送った。

この企画は、中高生の夏の挑戦を応援するために、ももいろクローバー爽が“爽”を持って学校を訪問するという内容。「この夏に挑戦すること」を公式サイト上で募集し、厳正な審査により2校を選出、今回は1校目として仙台市立折立中学校にももクロが訪れた。

同校は宮城県仙台市青葉区にある共学の公立中学校で、生徒数は319人。昨年3月の東日本大震災の影響で校舎の一部が損壊した折立小学校が、折立中学校の一部を現在も間借りしており、仮設校舎で学校生活を送っている。

今回のキャンペーンでは、美術部から「この夏に挑戦すること」として、「私たち美術部は部員が少ないのですが、9月の文化祭に向けて全員で多くの作品を出します!あと私たちの学校では地震で小学校が使えなくなったため、小学校が同じ敷地内にあるので小学生も文化祭に来ます、なので何か皆が楽しめる作品を作りたいです」という応募があり、「震災で校舎の使えなくなった小学生も一緒に楽しめる作品づくりを」と考えた美術部の優しい想いを、ももクロの元気を届けることで応援したいと、1校目に選ばれた。

当日は6人の美術部員が緊張した様子で迎える中、いつものコールで元気にももクロの5人が登場。美術部員は最初は緊張で戸惑いながらも、終盤には笑顔がこぼれ、ペーパーフラワーや切り絵をみんなで作成。今年の美術部の作品テーマである「希望」という二文字のまわりにコラージュして完成した。

その後、ももクロはサプライズで全校集会が行われている体育館に“乱入”。「爽」とのタイアップ曲である「PUSH」や「ニッポン万歳」を含む5曲をライブで披露すると、途中ではメンバーがステージを降りて生徒の側で歌とダンスを披露するシーンもあり、元気なももクロメンバーに感化された生徒や先生が最後は、メンバーを囲んで大熱唱となった。そしてライブ終了後もアンコールの掛け声と拍手が鳴り止まず、当初予定をしていなかったアンコール曲「コノウタ」も披露した。

今回のももクロ訪問について折立中学校の校長は「今日という日を通して、応援をしていただくのは非常にありがたいです。今もまだプレハブで授業を受けている被災者の小学生や中学生にも明るいニュースがあるのは嬉しい」、美術部顧問の先生は「小学生と過ごす中で良いこともたくさんあった。一緒に助け合うことが非常に大事だと感じたので今回のテーマを希望にしました。この機会でその希望を生徒に与えられるのは非常に嬉しいです」とコメント。

ももクロのメンバーも「全国でたった2校が選ばれる爽のキャンペーンで、前からすごく楽しみにしていたから、とても嬉しいです」(百田)、「みなさんがあたたかく迎えてくれてとても嬉しいです、みんなも盛り上がってくれたら嬉しい!」(玉井)、「ももクロを知っている人がいっぱいいてくれて嬉しいです、一緒にがんばっていきましょう!」(佐々木)、「仙台はとても思い入れが強い町なのでとても嬉しいです」(高城)、「初めての曲かも知れないけど、皆さんが笑顔になってくれたら嬉しいです。そうなってくれるように頑張ります」(有安)と、それぞれにとっても有意義な時間となったようだ。

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