モスバーガーは6月5日、夏野菜を使用したバーガーなど新商品4種を発表した。第1弾の「モス野菜バーガー オーロラソース仕立て」（320円／定番）、「Wモス野菜バーガー オーロラソース仕立て」（440円／定番）、「北海道産 冷製コーンスープ（キヌア入り）」（260円／10月上旬まで）は6月19日、第2弾の「カポナータバーガー 夏野菜仕立て」（360円／8月中旬まで）は7月3日より発売する。

若年層の野菜不足が問題になっている昨今、同社は若年層が利用する機会の多いファストフードにおける野菜への取り組みが重要と考え、これまでも全国の協力農家で栽培された「モスの生野菜」を使用するなど独自の取り組みを行ってきた。今回はさらなる取り組みとして、野菜の“旬”へのこだわりを強化。栄養価の高い季節野菜を楽しみながら摂取できるメニューを投入する。

新たに登場する4商品は、いずれもトマトやレタスなど夏に旬を迎える野菜をふんだんに使用。定番商品の「モス野菜バーガー オーロラソース仕立て」はパティの上にオニオンスライスをのせてモスオリジナルのオーロラソースをかけ、トマト、レタスを盛り、仕上げにもオーロラソースをかけた。オーロラソースは、マヨネーズとケチャップをベースに、玉ねぎ、赤ピーマン、ズッキーニ、セロリを細かくカットして入れ、食感にアクセントをつけている。生野菜の重量は約70グラムで、見た目のボリュームはたっぷりだが、サラダ感覚でさっぱりと楽しめるという。

「Wモス野菜バーガー オーロラソース仕立て」は、「モス野菜バーガー オーロラソース仕立て」のパティを2枚にしてボリュームをつけた一品。「北海道産 冷製コーンスープ（キヌア入り）」は、すっきりとした甘みが特徴の北海道産コーンに、白みそ、豆乳を加え、栄養価が注目されている南米の雑穀「キヌア」をトッピングした。

第2弾の「カポナータバーガー 夏野菜仕立て」はレタスの上にパティをのせ、イタリアの伝統料理であるカポナータ、酸味のあるクリームチーズソースをプラス。カポナータは、夏野菜のなす、ズッキーニ、赤ピーマン、黄ピーマンと、玉ねぎ、レーズン、松の実を加え、炒めたあとにトマトソースで煮込んでいる。クリームチーズソースは、玉ねぎ、黒胡椒、ゆず果汁を加えた酸味が特徴。炒めてから煮ることでしっかりと形の残る野菜は、やわらかいながらもゴロゴロとした食感が楽しめる。