エアロスミスが新曲電撃披露、8月には「クソやばいアルバム」発売へ。

2012/05/24 16:54 Written by Narinari.com編集部

このエントリーをはてなブックマークに追加


エアロスミスのスティーヴン・タイラーが審査員を務める大人気オーディション番組「アメリカン・アイドル」シーズン11の最終回が放送された5月23日(米国時間)、エアロスミスのほかのメンバーが事前告知なしで同番組に突如出演。世界初公開となる新曲「レジェンダリー・チャイルド」を生演奏で披露した。

大きなサプライズとなったこの日の最終回、ジョー・ぺリーの鋭利なギターリフとスティーヴンの攻撃的なシャウトが、キャッチーなメロディーにと共に絶妙に絡みあった“エアロ節”炸裂の楽曲に会場は総立ちに。大興奮さめやらぬまま、彼らの代表曲「ウォーク・ディス・ウェイ」をパフォーマンスすると、普段番組ではインテリジェンスとユーモア溢れる“審査員”のスティーヴンが、“世界のロックスター”へと豹変し、そのオーラを見せつけた6分間となった。

また、エアロスミスは新曲を世界初披露しただけでなく、ニュー・アルバムの発売も同時に発表。タイトルは「ミュージック・フロム・アナザー・ディメンション」で、米国では8月28日、日本では8月29日に発売予定だ。アルバム収録曲のタイトルも公式サイトで急遽発表されている。

この11年の間、エアロスミスはカヴァー作品やベスト盤などの発売と、世界ツアーは行なってきたものの、ファンが最も待ち望むオリジナル・アルバムを発売して来なかった。一時はメンバー間の確執やドラッグの問題も取り沙汰され、バンド存続の危機さえも噂されたが、昨夏にメンバーが再結集しアルバムの制作をスタート。スティーヴンは「クソやばいアルバムになる、楽しみにしててくれ!」と語っている。本作のプロデューサーは彼らの70年代の代表作を数多く手掛けたジャック・ダグラスだ。

記憶に新しい昨年末には、3週間にも及ぶ7年振りの来日公演を行ない、全盛期と何ら変わらぬパワフルなステージとメンバーの仲睦まじい姿を日本のファンに披露。新曲が無い中でも10万人以上を動員するなど、その健在ぶりを大いにアピールしたばかりだ。なお、新曲の「レジェンダリー・チャイルド」は2013年公開予定のブルース・ウィリス、イ・ビョンホン2大スター競演映画「G.I.ジョーバック2リベンジ」の主題歌となっており、アルバム発売に先がけ、mora、iTunes、レコチョクなどで6月20日に配信限定シングルとして発売される。


☆エアロスミス「ミュージック・フロム・アナザー・ディメンション」
Aerosmith “Music from Another Dimension”
8月29日 発売予定

【トラックリスト】
01. What Could Have Been Love
02. Beautiful
03. Street Jesus
04. Legendary Child
05. Oh Yeah
06. We All Fall Down
07. Another Last Goodbye
08. Out Go the Lights
09. Love Three Times a Day (Hello Goodbye)
10. Closer
11. Shakey Ground
12. Lover A Lot
13. Freedom Fighter
14. Up On The Mountain

TOPへ戻る
このエントリーをはてなブックマークに追加

Copyright © Narinari.com. All rights reserved.