語り継ぎたい童話や昔話は? 0〜12歳の子を持つ親は「桃太郎」支持。

2012/04/26 04:52 Written by Narinari.com編集部

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バンダイは、0〜12歳の子どもを持つ保護者2,000人(男の子の保護者1,000人、女の子の保護者1,000人)を対象に、「お子様に語り継ぎたい童話や昔話は何ですか?」とのテーマでアンケート調査を実施した。その結果、総合1位には「桃太郎」(20.3%)が輝いている。

「桃太郎」を選んだ理由としては、「一人では困難なことでも、仲間と一緒に立ち向かうことで目的を達成できるということを物語から伝えられるからです」(5歳女児の母親)といった内容のコメントが多く寄せられており、主人公の桃太郎の姿を通じて“仲間の大切さ”を子どもたちに伝えられる点が保護者の高い人気に繋がっているようだ。また、男の子を持つ保護者の回答では「桃太郎のように、強くたくましい子に育って欲しい」(2歳男児の母親)といったコメントも多く見受けられた。

総合2位には「うさぎとかめ」(9.6%)がランクイン。こちらは「かめのように歩くのは遅くても、コツコツと努力を続ける者が最後に勝つというストーリーが良い」(0歳男児の母親)、「うさぎの姿を見て、得意なことでもなまけてしまったらダメということが教えられる」(1歳女児の母親)など、何事においても“継続・努力することが大事”ということを伝えられる点が人気を集めている。

また、総合3位に入った「笠地蔵」(8.2%)は、「おじいさんとおばあさんの行いを見て、自分のことばかりではなく、人に気が遣える優しい子に育って欲しいです」(7歳女児の母親)のように、“思いやりの心”が描かれている点に注目する保護者が多いようだ。

男子・女子の保護者別では、ともに1位は「桃太郎」で、男子のトップ3は総合と同じ結果となったが、女子は2位に「シンデレラ」(10.0%)がランクイン。「シンデレラの絵本を読んであげると、自分もお姫様になったかのように目をキラキラさせながら聞いてくれます」(4歳女児の母親)など、お姫様に憧れている女の子が多く、また、「私自身もすごく好きな話で、何度も母に絵本で読んでもらいました。女の子なら誰でも1度は憧れる夢のある話なので、娘にも読んであげたいです」(1歳女児の母親)のように、母親自身が子どもの頃に好きだった「シンデレラ」を娘に語り継いでいるとの回答も寄せられている。

なお、今回の調査に寄せられた童話・昔話の総種類数は164作品だった。

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