チワワ中心に犬700匹が仮装へ、“犬仮装パレード”のギネス記録挑戦。

2012/04/23 05:05 Written by Narinari.com編集部

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米ミズーリ州カンサスシティーで5月5日、大規模な仮装パレードが行われますが、現在、主催団体はこのパレードに参加してくれるチワワを中心とした“参加犬”を募っています。

日本で5月5日といえば端午の節句「こどもの日」ですが、米国ではシンコ・デ・マヨ(スペイン語で、5月5日を指す言葉)というメキシコ系米国人が中心となってお祝いする日。1862年のこの日、メキシコ領ベラクルス郊外へ侵略・征服の目的でやってきたフランス軍を、メキシコ軍が撃退したことを記念しています。

不思議なことに、この祝日は本国のメキシコでは地域限定の祝日であり、あまり重要な扱いではないそうですが、米国では逆に広く全米でお祝いされてます。多くの国から移民を受け入れてきた米国では、セント・パトリックス・デイ (聖パトリックの日/アイルランド系/3月17日)やチャイニーズ・ニューイヤー(中国の旧正月)など、いろいろな文化に関係したお祭りがありますが、シンコ・デ・マヨもそのひとつなのです。

そして今回の犬の仮装パレードは、そんなメキシコの伝統や文化をお祝いする日にちなみ、メキシコ原産の犬であるチワワを主役にした企画。動物アダプション(里親探し)のサービスを行う団体「The Pet Connection」が主催しており、1匹につき5ドルで参加可能です。参加条件は「犬が仮装していること」で、ほかの犬種でも参加OK。なお、参加費は団体のアニマル・シェルターの運営費にあてられることになっています。

同団体は参加目標数を700匹に設定し、もし達成されればギネスブックに「世界最大の犬仮装パレード」として認定されるそうです。愛らしいチワワが何百匹も集まり、コスチュームを着て街を闊歩する――。想像しただけでも顔がほころびそうですね。

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