30年ぶり再会の2人が“IKEA婚”、披露宴の食事はもちろんミートボール。

2012/04/21 06:15 Written by Narinari.com編集部

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同じ高校のクラスメイト同士が、30年の歳月を経て再会。初デートで訪れた家具店のIKEAで、再会から2年後にめでたく結婚式を挙げたという米国のカップルが話題を呼んでいます。

米ニュースサイトのハフィントンポストや米放送局NBCなどによると、この新婚の夫婦は、メリーランド州で暮らすウィリー・ピットマンさんとジュリー・ロジャーズさん。お互いを“ウサギちゃん”“クマちゃん”と呼び合う、仲睦まじい熟年カップルです。30年以上も前、ワシントンD.C.で中学・高校と同じ学校に通っていた2人は、2年前にSNSを介して再会しました。そして思い出話に花を咲かせようと、同州カレッジパークにあるIKEAのカフェテリアで会うことになったのです。

「会おうとしていた火曜日は、IKEAの“ミートボール・スペシャル”の日だったんだよ」(米ニュースサイトのFox Newsより)と話すのはウィリーさん。IKEAといえばカフェテリアのミートボールが有名ですが、ウィリーさんはこのメニューが大好きでした。2人はそんな“ミートボール・スペシャル”の食事を楽しんだ後、家具を一通り眺め、帰り際にはレジ近くにあるショップでフローズンヨーグルトを食べるなどIKEAを満喫。そして駐車場に出て来た際に、ジュリーさんはある気持ちに気付いたのです。

「こんなに楽しいデート、初めてだったわ」と、ウィリーさんに伝えたジュリーさんでしたが、当のウィリーさんは「え、これデートだったの??」と最初は戸惑っていたそう。しかし、彼もまんざらではなかったようで、そこから2人の交際が始まりました。その後、婚約した彼らが選んだ結婚式の会場は「やはり思い出深いIKEAがいい」と店側に打診してみたところ、快諾してくれたそうです。

挙式と披露宴の会場となったカフェテリアは、IKEAの協力で家具や食器類がすべて同店のアイテムで統一され、もちろん出された食事はミートボール。あの初デートから2年後の同じ日にゴールインした2人は、IKEAスタッフや家族から大きな祝福を受けました。そしてウィリーさんは「幸せという以外、もう何も考えられませんよ」と、新婦に寄り添って微笑むのでした。

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