中国人歌手が日本人と勘違いされ話題に、スペインのサッカー中継で。

2012/04/17 13:26 Written by Narinari.com編集部

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アジア以外の地域に住む人々にとって、日本人と中国人、韓国人を見分けるのは至難の業。チラッと見ただけで区別できる人は稀なのかもしれない。先日、スペインで行われたサッカーの試合中継で、カメラ映像に偶然映し出された東洋人を見たアナウンサーが「見ろ、半狂乱の日本人だ!」と叫んだところ、実はそれが中国の有名人であることが後に判明。ちょっとした話題を呼んでいる。

中国スポーツメディアの新浪体育によると、試合会場で目撃されたのは、1998年6月に結成された2人組音楽ユニットの「羽泉」。資生堂が中国で展開しているブランド“AUPRES”とコラボするなど中国では有名なアーティストなのだが、彼らは4月14日、リーガ・エスパニョーラ第34節レアル・マドリードvs.ヒホンの試合を観戦するため、レアル・マドリードのホームスタジアムであるサンチャゴ・ベルナベウを訪れていた。

2人はともにレアル・マドリードのファンのようで、チームが同点ゴールを決め、ついには逆転に成功したことでヒートアップ。すると、2人が大喜びしている姿をテレビカメラが捉え、それを見たアナウンサーが「見ろ、半狂乱の日本人だ!」と叫んだ。もちろん、これは別に悪い意味ではないが、後にこの事実を知らされた2人は困惑。メンバーの陳羽凡は自身の微博(中国版ツイッター)で「僕は知りたい、海外ではどんな人こそが中国人なんだろう?」とつぶやき、また、もう一人のメンバー・胡海泉も「今後こういうシーンは増えていくぞ。そうすればスペイン人も慣れて、二度と僕らを日本人とは間違えないさ」と冗談めかしてコメントした。

この一件について、中国のネットユーザーは「仕方がない。スペイン人にとっては似たようなもんだろう」「半狂乱に騒ぐから日本人と思われたんだよ」「ファッションが日本人っぽいからね」「僕もヨーロッパで日本人に間違えられた。ヨーロッパ人にとっての東洋人と言えば、まず日本人か韓国人でしょ」などと、さまざまなコメントが出ている。

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