アース・ウインド&ファイアー×DJ MURO、日米ファンク・コラボ実現。

2012/04/11 13:52 Written by Narinari.com編集部

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昨年デビュー40周年を迎え、日本でも人気の高いベテラン・ファンク・グループのアース・ウインド&ファイアー(以下EW&F)。今年3月7日に発売された「EARTH, WIND & FIRE COLUMBIA YEARS」は、EW&Fの黄金時代と呼ばれるコロンビア・レコードに在籍していた1972〜1990年の15枚のアルバムを、オリジナルLPに忠実に「紙ジャケット仕様」で再現したシリーズで、全タイトルが新たにDSDリマスタリングと、日本独自の高品質なBlu-spec CDでのリリースという点がファンの間で話題を呼んでいる。

この紙ジャケット・シリーズ(全15タイトル)の購入者特典として用意されているのが、DJ/プロデューサーのMUROによるEW&Fのオフィシャル・ミックスCD「DIGGIN' KALIMBA -TRIBUTE MIXED BY MURO-」だ。もちろん、EW&Fのオフィシャル・ミックスCDが制作されるのは、グループ40年の歴史上初の快挙でもある。

この企画は、日本を代表するDJ/プロデューサーであり、「KING OF DIGGIN'」と呼ばれるレコード・マニアとしても知られるMUROが、取材の場で「EW&FのミックスCDが作れたら……」と語ったことから誕生。担当者がダメモトでUSのレーベル、アーティスト側と交渉したところ、「MUROがミックスするなら」と快諾された。

「セプテンバー」や「宇宙のファンタジー」といったヒット曲ではなく、MUROらしいこだわりが光る選曲は、R&Bやダンス・ミュージック・ファン垂涎の仕上がり。MUROがミックスしたこのEW&Fオフィシャル・ミックスCDは、紙ジャケット・シリーズ(全15タイトル)の購入者だけが入手できる非売品だけに、後々“お宝CD”化することは必至だ。応募締切は4月25日となっている。

EW&Fは、5月に来日して一夜限りの「デビュー40周年コンサート」を行うことが発表されたばかり。こだわりの紙ジャケットCDの発売、MUROによる史上初のミックスCD制作など、デビューから40年を超えた現在も行われる精力的な活動にますますの注目が集まっている。

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