JR東日本グループの鉄道会館と日本レストランエンタプライズは4月10日、東京駅改札内1階中央通路に新たなエキナカ商業施設「Central Street（セントラルストリート）」をオープンすると発表した。開業時期は丸の内駅舎復原工事が完成し、グランドオープンする10月を予定している。

「Central Street」は、“人と人”“都心と地方”“日本と海外”を繋ぐ縁の結び目でありたいとの気持ちを込めた、「Link Japan」がコンセプト。雑貨、弁当、スイーツから、お土産や贈答品まで、バラエティ豊かな店舗を揃える。

展開内容は大きく「1.『駅』のセレクトゾーン」「2.駅弁専門店」「3.ギフトゾーン」の3つで構成。「駅」のセレクトゾーンには本格的なベーカリーから銘店弁当まで駅の幅広いニーズを意識した“食”を提案するとともに、情報発信性のあるトレンド雑貨、利便性を追及したコスメ・ドラッグなど、選りすぐりのアイテムが詰まった「トランク」のようなショップを展開する予定だ。

「駅弁専門店」は、日本全国の駅弁を専門的に取り扱う新名所。全国津々浦々の有名駅弁をはじめ、店内の「ライブキッチン」で作ったできたての温かい駅弁など、さまざまな駅弁を提供していく。

「ギフトゾーン」はお土産や贈答品としてだけではなく、自宅でも気軽に楽しめる銘菓やスイーツを、バラエティ豊かな店舗で取り揃える。

店舗エリアの開業時期は8月中旬頃〜12月中までに、5つに分けられたエリアが順次開業する予定。すでにリニューアルを終えている「SouthCourt（サウスコート）」「North Court（ノースコート）」「KeiyoStreet（京葉ストリート）」などと合わせ、東京駅のエキナカ施設はさらに魅力を増すことになりそうだ。