フリーアナウンサーの安藤幸代（34歳）が、電車で痴漢の被害に遭い、一度は犯人を捕まえたものの、逃走された顛末を公式ブログにつづっている。

3月25日付けのエントリー「痴漢。」は、安藤アナがラジオの仕事に行く前に、電車で痴漢に遭遇した一部始終を、怒りをたたえながら報告する内容。痴漢の状況は「私が電車から降りた瞬間、体を触られ、相手は、電車に乗り込む」といったもので、「あまりにも堂々とした大胆な行動に、私は、一瞬きょとーん。でも次の瞬間…オジさんのにやけた顔に怒りのスイッチオン」となり、再び電車に乗り込んで犯人を捕まえたそうだ。

しかし、「犯人のオジさん、逃げる逃げる。情けない顔して。その人は、電車から再びホームに出て、また電車に乗り込み……」と必死の逃走。結局、トンズラされてしまったため、「生放送の仕事も控えていたので、最後まで追えなかった。ヒールじゃなかったら、絶対追いつめてたのに！怒」と悔しさをにじませている。

また、安藤アナは「逃げられた後悲しかったのは、誰も助けてくれなかった事。世知辛い世の中。残念」とも。ホームや電車には男性がたくさんいたものの、誰も一緒に押さえてくれなかったことを悲しみ、「男性の皆さん、助けましょうよ」と呼びかけている。そして最後は「しかし、いい歳した人が痴漢だなんて……ホントにくだらない事して、ホント情けない」との言葉で締めくくった。

安藤アナは2000年に共同テレビに入社。同期の相川梨絵アナ、滝川クリステルアナと共に、フジテレビの番組（「プロ野球ニュース」「すぽると！」など）で活躍した。プロゴルファー・宮里藍選手の密着取材などでも知られている。