ヒットの“作り手”大賞は誰に? 「マルモ」橋本プロデューサーに栄冠。

2012/03/14 17:09 Written by Narinari.com編集部

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2011年から2012年にかけて、新しいヒットやムーブメントを生み出した人物は誰なのか――。現在発売中の「日経エンタテインメント!4月号」では、そんな日本のエンタテインメント業界で活躍する“作り手”を称える「ヒットメーカー・オブ・ザ・イヤー 2012」を発表している。

今年で3回目を迎えた「ヒットメーカー・オブ・ザ・イヤー」は、表舞台の俳優やタレントではなく、作り手の業績を精査し、称えることで業界の活性化に寄与することを目的に選定しているもの。その結果、2012年のグランプリには、連続ドラマ「マルモのおきて」(フジテレビ系)を手がけ、子役や主題歌の“マルモ発ブーム”を巻き起こした共同テレビジョン制作センター 第1制作部の橋本芙美プロデューサーが輝いた。

日経エンタの吉岡広統編集長は、橋本プロデューサーのグランプリについて「作品のヒットだけでなく、ドラマから生まれた歌や、ここからブレイクした子役たちの活躍が社会全体を明るくしたという総合力を評価」と選定の理由を説明している。

準グランプリは、連続ドラマ「妖怪人間ベム」(日本テレビ系)や映画「怪物くん」(東宝系)、アニメ「TIGER&BUNNY」(TOKYO MXほか)と、手がけた作品がすべてヒットした脚本家の西田征史氏が受賞。チームワーク賞は、最終話が視聴率40%を超えた連続ドラマ「家政婦のミタ」(日本テレビ系)の遊川和彦氏(脚本家)×大平太氏(日本テレビ放送網制作局ドラマセンター・チーフクリエイター)と、昨年6月のカンヌ国際広告賞では金賞、11月のロンドン国際広告賞で銀賞、12月の第51回ACC CM FESTIVALでは最高賞の総務大臣賞/ACCグランプリを受賞したCM「祝!九州」を制作した正親篤氏(電通 アート・ディレクター)×東畑幸多氏(電通 クリエイティブディレクター CMプランナー)がそれぞれ受賞した。

「日経エンタテインメント!4月号」では、ほかに部門賞として「パイオニア賞」「ブレイクスルー賞」「ワールドワイドショウ」「特別賞」などの結果も発表しているほか、グランプリを獲得した橋本プロデューサー、準グランプリの西田氏をはじめ、各部門受賞者のインタビューも掲載している。どのようにしてヒットが生まれたのか、そのヒットの作り手はどのような“顔”なのか、詳細はそちらを参照。全国の書店・コンビニのほか、日経BP社の通販サイトからも購入できる(//ec.nikkeibp.co.jp/item/magazine/ENT.html?trn)。

※この記事は「日経エンタテインメント!」編集部の許諾を得て作成しています。

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