鎧塚氏の左目が見えない状態に、昨年3度の手術を受けたことを明かす。

2012/02/20 21:09 Written by Narinari.com編集部

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女優・川島なお美の夫で人気パティシエの鎧塚俊彦氏が、網膜中心静脈閉塞症を患い、左目が見えない状態であることがわかった。公式サイトで状況を報告すると共に、妻の川島も公式ブログで病状を明かしている。

公式サイトによると、鎧塚氏は網膜中心静脈閉塞症と診断され、昨年3度の手術を受けていたそう。この病気は目の奥の血管が何らかの原因によって詰まるもので、鎧塚氏の左目は「病魔に勝つ事が出来ず昨年夏頃からは光をも感じる事が出来なくなってしまいました」という状態だという。

手術直後は、眼底の異変のため外見上は異常がわからなかったものの、最近になって左目が真っ赤になるなど一見して異常がわかるようになり、「目が一時的に白くなる眼薬」もあまり効かなくなった。そのため、アイパッチを使用して仕事に臨まねばならず、食品を扱う、清潔感が大事な仕事の場での着用に許しを請うために、今回、病気を公表することにしたそうだ。

そして、現状は見えない状態であっても「『失明』という言葉を使いたくありません」とも。「万が一の可能性にかけて多くの眼科の先生方が私の為に頑張って下さっています。家内も懸命に頑張ってくれています。スタッフが支えてくれています。それに右目の視力は一切衰えず1.5はあります。片目になって視野が狭くなったかも知れませんがその分、心の視野は広がったような気が致します。一時はお菓子のデコレーションも細かい所が上手くいかず引退も考えましたがそれを救ってくれたのはスタッフのみんなです。私を信じて懸命に働いてくれているスタッフを置き去りにして引退なんて出来ません」と強い決意をつづっている。


また、川島も公式ブログにエントリー「お話させていただきます」を更新。結婚した2009年に鎧塚氏が初めて人間ドックを受けた際、「眼底の乳頭視神経に異常あり 要・精密検査」と診断され、その後、「生活習慣に注意してください」との医師の注意のもと、川島も健康管理に注意を払ってきたという。しかし、甘いモノの試食が必要なパティシエという仕事柄と、もともとお酒が好きということなどが病気を進行させたのか、2010年5月に鎧塚氏の左目の視力が悪化。しばらくはステロイド注射で凌いでいたものの、良化しないことから2011年2月に初めて手術を受けたそうだ。

そこから3か月の間に3度の手術を受けたが、「手術するたびに悪くなっていったというのが正直なところです」。そして「悲観して彼の目がよくなるならそうしますが嘆いても始まらない だから私は落ち込んだりしません 左目の視力と引き換えに味覚や職人としての感覚はますます鋭くなり これからももっと素晴らしい仕事を成し遂げていくと信じています」と夫への想いを告白している。

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