DOPING PANDAが4月で解散へ「僕達の哲学に最後まで従いました」。

2012/01/28 17:04 Written by Narinari.com編集部

このエントリーをはてなブックマークに追加


スリーピースロックバンド「DOPING PANDA」が、2012年4月19日に行われるTOKYO DOME CITY HALLでのライブを最後に、解散することを発表した。公式サイトには現在、ボーカルの古川裕からのメッセージが掲載されている。  

古川はまず、約2年前に設立したプライベートスタジオの存在と、その中で過ごしたメンバーとの「素晴らしい2年間」について説明。「音楽密度の濃い」2年間を経て、3人それぞれが音楽家としての自覚を増していき、結果として「個々人に新たな目標が見えてきた」という。濃密な時間が「皮肉」にも解散に至る理由の一つになったとしている。

そしてメンバーによる幾度の話し合いを経て、昨年末にプライベートスタジオを出ることを決意。「音楽的にこの先さらに深い所でできないのなら、慣れ合って続けるのではなく、この時を持って幕を引くべきだという結論に至りました」と、解散に至った経緯を説明している。

また、古川は「昨日の自分たちを越えることができないのなら、やるべきではないという僕達の哲学に最後まで従いました」とも述べ、最後まで自らのポリシーを貫くことに対し、「この決断こそは理解してもらえると信じて」音楽活動を続けていくことをつづっている。

DOPING PANDAは1997年に結成し、2005年メジャーデビュー。エンターテインメント性満載のステージパフォーマンスで多くのファンを魅了してきた。昨年1月19日には初のベストアルバム「THE BEST OF DOPING PANDA」をリリース。同年4月13日には4thアルバム「YELLOW FUNK」を発売している。

TOPへ戻る
このエントリーをはてなブックマークに追加

Copyright © Narinari.com. All rights reserved.