「ヒミズ」二階堂に朝帰り願望、主演2人の今年の抱負は「新」「米」。

2012/01/12 01:05 Written by Narinari.com編集部

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1月14日に公開となる映画「ヒミズ」のヒット祈願イベントが11日、東京・市谷亀岡八幡宮で行われ、主演の染谷将太と二階堂ふみが出席した。

昨年のヴェネチア国際映画祭で日本人初の快挙となる最優秀新人賞(マルチェロ・マストロヤンニ賞)をW受賞した染谷と二階堂。この日、和服姿で登場した2人は今年の抱負を一文字で表し、染谷は「新」、二階堂は「米」と書き、偶然にも「新」「米」という文字が完成した。

公開を目前に控え、染谷は「5月に撮影があって長かったような短かったようなで。公開が楽しみです」、二階堂は「早くたくさんの方に見ていただきたいです。もっと『ヒミズ』に関わっていたかったと言う思いもありますが」とコメント。和装でのイベント出席については、染谷は「時代劇では来たことがあるのですが、こういった場では初めてなので、不思議な感じです」、二階堂は「着物は好きなのですが、今まで着る機会がなかったんです。いつもメイクや衣装にこだわっていますが、それ以上に今日はこだわりました。青春色っぽい水色の着物を選び、ラインストーンをつけました」とそれぞれ感想を語った。  

また、今年20歳を迎える染谷は、2012年の抱負を「人生の境目という感じなので新たな気持ちで歩んでいこうと思います」と語り、その意味を込めて「新」と書いたと説明。一方の二階堂は「米」と書いたのは「受験生なのでお米を食べて元気を出していこうと思います」と、17歳らしい理由を明かした。

そんな2人は、「成人になってしたいことは?」とたずねられると、染谷は「考えたことなかったですね。ブータン王国に旅行に行きたいことですかね」と意外な(?)回答。そして二階堂は「朝帰り!歩いて歩いて疲れ果てて家に帰るっていう朝帰りがしたいです!」と願望を語った。

映画「ヒミズ」は「行け!稲中卓球部」の古谷実原作、「愛のむきだし」「冷たい熱帯魚」の園子温監督による作品。ヴェネチア映画祭での公式上映では多くの観客が涙し、8分間のスタンディングオベーションが起こった青春感動作だ。主演2人の脇を固めるのは渡辺哲、吹越満、でんでんなどの園子温作品常連に加え、窪塚洋介、吉高由里子、AAAの西島隆弘、鈴木杏ら。1月14日(土)から、新宿バルト9、シネクイントほか全国ロードショー。

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