3歳の“名女優”に皆うっとり? 女子大生が課題で制作した動画が話題に。

2012/01/03 07:42 Written by Narinari.com編集部

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女子大生が学校の課題のために作ったという1本の動画が、12月下旬から米国で話題を呼んでいる。動画の主人公は3歳の女の子。その堂々たる、そしてかわいらしい演技は、多くの人を虜にしているようだ。

この動画は12月14日付でYouTubeに投稿された「The Modern Woman」(//www.youtube.com/watch?v=23NBQNWCoao)。撮影したのはミズーリ大学コロンビア校ジャーナリズム学部の2年生、ケルシー・オブリアンさんだ。彼女は受講していた授業の最後の課題として、この作品を制作したという。そして“現代女性の1日”を再現する内容にしようとストーリーを決め、その主役に3歳のルア・マクダウェルちゃんを抜擢した。

実はルアちゃんは友人の娘で、オブリアンさんは以前からユーモアな彼女のことが大好きだったそう。今回の“現代女性の1日”を描く作品では大人の演技を求めたが、ルアちゃんは「すべてにおいて自然」(米放送局ABCより)な動きを見せ、名女優ぶりを見せつけてくれたそうだ。

1日の始まりとなる朝のシーンでは、ベッドで上手に眠る演技をするルアちゃん。さすがに小さい体では、服を着る動きや階段を降りる様などはかわいい3歳の女の子にしか見えないが、オフィスのシーンでは演技で雰囲気を一変させる。眼鏡をかけてパソコンに向かい、渡された書類にサインをしながら、クリスマスの予定を聞かれた同僚に「忙しいの!」と怒りを向けるシーンなどは、大人と子どもの雰囲気が重なった絶妙な女らしさを表現。また、パソコンを打っていて「アー!」と怒りを見せるアドリブも披露する。そして帰宅後は人気ドラマ「セックス・アンド・ザ・シティ」を見ながら夕食を――と、一連のルアちゃんの演技にはオブリアンさんも「彼女は天才」と大満足だったようだ。

こうして完成した作品は、オブリアンさんが「友人が見られるように」とYouTubeへ投稿すると、ブログメディアやABCなどで紹介されて評判に。彼女が作品を提出する授業担当の教授もテレビで流れた映像を見たそうで、「ビデオを見たよ」と直接メールをもらった彼女は「傑作が出来たから、“A”の成績がもらえると思う」と高評価に期待している。1月3日現在、動画の再生回数は92万回に達しているが、オブリアンさんは再生回数が伸びてYouTubeから広告収入が得られるようなら、「ルアの大学資金にしたい」とも話しているという。

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