ZONEが来年以降も活動継続へ、「被災地復興には年月」との想いから決意。

2011/12/21 06:41 Written by Narinari.com編集部

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2011年末までの期間限定で再結成した女性バンド「ZONE」が、来年以降も活動を継続していくことがわかった。10月にボーカルのMIYUは“個人的な想い”として活動の延長を希望していたが、それが現実となった格好だ。

事務所公式サイトにMIYUとMAIKOの連名で掲載された「ZONE今後の活動に関してメンバーよりご報告があります。」によると、10月31日をもってメンバーのTOMOKAが体調不良のため脱退・芸能界から引退したことを受け、「残りの2か月ZONEの活動をどうしていくか私達とスタッフとでとても悩み、何度も話し合い」をしてきたそう。そして、「何度も被災地に行き、被災者の方に直接お話を聞いたりミニLIVEをしていく中で、まだまだ復興には長い年月がかかる」ことを改めて感じ、「音楽が直接的な支援になるのかはわからないけど、どんなことでも続けていくことが大切なんだということも学びました」と率直な想いをつづっている。

そうした経験から、「私達も年内で活動を終えるのではなく、音楽を通して何か力になることができるのであれば…という想いから、来年以降もZONEとして二人で活動を続けていくことを決めました」とのこと。ファンには「皆様には来年以降もより一層応援して頂けたら嬉しいです」と呼び掛けている。

ZONEは北海道出身の4人組ガールズバンドとして2001年にデビュー。代表曲には「secret base 〜君がくれたもの〜」などがあり、NHKの紅白歌合戦にも3度出場した(2001年、2002年、2003年)が、2005年にメンバーの脱退を機に解散した。そして今年8月に、メンバー3人により期間限定で再結成。年内いっぱいの予定で東日本大震災のチャリティーイベントを中心に活動していたが、メンバーのTOMOKAが10月をもって脱退し、その後は2人組として活動を続けている。

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