「希望の品か死か」サンタ脅す、13歳少女が本物のスターと対面も要求。

2011/12/15 06:23 Written by Narinari.com編集部

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12月も半ばに差し掛かり、サンタクロースからプレゼントが届くクリスマスを心待ちにしている子どもは大勢いることだろう。恐らく期待するモノを用意してくれるのか、ワクワクしながら日々を過ごしているはずだが、そうした中、英国で暮らす13歳の少女は、今年はどうしても希望通りのモノが欲しいのか、用意しなければサンタを「殺す」としたお願いの手紙を書き、それを見つけた母親を驚かせたという。  

英紙デイリー・メールやデイリー・スターなどによると、なんとも物騒な手紙を書いたのは英南部の街ブリックヒルで暮らす13歳の女の子、ミキーダ・オースティンちゃん。先日、母トレイシーさんは、彼女の通学かばんの中からノートに書かれたサンタクロース宛ての手紙を見つけた。「ディア サンタ」と始まる彼女の手紙を読み始め、希望の品物を把握しようと思った母。ところがそこには、背筋も凍る驚きの言葉が並んでいた。

「今年のクリスマスに多くを望んでいるわけではない」と手紙を始めたミキーダちゃんだが、彼女が欲しがっているのは携帯電話のブラックベリーやお金、ジャンパー、コンバースのトレーナーなど計6点。しかもその中には「本物のオースティン・マホーンかジャスティン・ビーバーのどちらかに会わせろ」という無茶な要求もある。それでも控え目な要求だとする彼女は、もしもサンタがこのうちの2つでも用意できなければ、サンタを「殺す」と脅迫。さらにトナカイは、クリスマスに捌いて「肉を路上生活者にあげる」ともつづられていた。

念を押すかのように、最後には「これらのうち2つを用意するか、あなたが死ぬか。覚えておきなさい」とまで記されているお願いの手紙。この不気味な手紙を目にしたトレイシーさんは、娘が書いた文面を見て「甘やかされて育ったからだ」と認識したという。ところがトレイシーさんは、そんな娘の考え方を諌めるどころか、「間違った方向に行って欲しくない」とさらに甘やかすつもりのようで、「すべてのプレゼントを集めるために努力するつもり」と語ったそうだ。

一方、このような文面を書いたミキーダちゃん本人は、今年1年間欲しくても手に入らなかったモノが多すぎるとの怒りを溜め込んでいた様子。その気持ちを手紙の文面で正直に現しただけと涼しい態度で、「手紙の何が問題なのか、さっぱり分からない」ときっぱり言い切った。そして、母親が手紙を読んだ事実を把握した上で、「それでもまだ、私が欲しいモノのほとんどは手に入ると思ってるの」とプレッシャーをかけるかのような発言をしているから恐ろしい。

ミキーダちゃんは携帯電話をすぐ失くすタイプだそうで、「ブラックベリーを持っても長く使わないのは分かってる」という母。これでも以前、学校で問題ばかりを起こしていた頃に比べたら「だいぶ落ち着いた」ようで、そんな娘を溺愛する母は、彼女のためにクリスマスプレゼントを揃えようと「携帯やお金を準備する」と話しているという。

ただ、一番用意が難しいと思われる2人の歌手いずれかを呼ぶことに関しては、「彼らも家族とクリスマスを過ごすのに忙しいでしょうから」と弱気。コンタクトを試みようと思っているだけでも驚きだが、こればかりはやはり諦め気味のようだ。

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