アイドリング!!!の谷澤恵里香（7号／21歳）とフォンチー（8号／20歳）が12月11日、同グループから卒業すると公式サイトで発表した。アイドリング!!!としての活動は今月末までで、今後は一タレントとして芸能活動を続けていく。

2006年10月30日の番組「アイドリング!!!」（フジテレビ系）スタート以来、1期生としてグループの中心となって活動してきた2人だが、「タレントとしてさらなる飛躍と次なるステップに進むためにアイドリング!!!から卒業をしたいとの本人からの強い申し出」があったそう。これを受け、所属事務所と何度も話し合いを重ねた結果、「卒業を決定させていただきました」とのことだ。　　

公式サイトには2人のメッセージが添えられ、谷澤は「5年間の芸能学校に通っていた、そんな気持ちです！無事卒業することができこれからは自分一人で、一歩ずつ一歩ずつ、一生懸命頑張って行きたいと思います」、フォンチーは「いっぱい考え、悩み、そして自分で決意しました。まだ見ぬ未来に、虹色の夢を描いて、大好きな巣から旅立ちます。5年間の思い出と勉強させて頂いた事を、今度は“フォンチー”として生かしていき、また皆様と違う自分でお会い出来るように、日々努力し精進していきます」と、それぞれアイドリング!!!での経験を糧に、今後のタレント活動に邁進していくとしている。

また、ともに11日付けで公式ブログを更新。谷澤は「フジテレビのアイドルとして売り出していただき 今では他局の番組にも出演させていただくことも増え 結成当初の9人時代では観覧自由の収録にもお客さんがほぼいなくて 初めてライブをやらさせていただいたときも今いるメンバー20人よりも少ない本当に0から始まった奇跡のグループでした」と振り返りながら、5年間の活動の中でファンの声援も増え、大きなステージにも立てるようになったことを感謝した。

フォンチーも「8号としてやってきた5年間。長いような短いような、終わってしまう日までのカウントダウンが始まった今、あっと言う間だったなと思います」とアイドリング!!!での活動を回顧。卒業は「短い年数ならまだしも、長年やってきた事だから、卒業を決めた時もこれで本当にいいのかと揺らぐ時もありました」と悩んだそうだが、大先輩や尊敬する人からのアドバイスを受け、「この道を選んだ事に、全く後悔はありません」と、いまは吹っ切れて視界が開けているようだ。