「ヒミズ」監督が初のTV生出演、“いま最も注目される”映画界の鬼才。

2011/12/09 13:00 Written by Narinari.com編集部

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「行け!稲中卓球部」などで知られる古谷実の超問題コミックを実写映画化した「ヒミズ」の園子温監督が、12月20日にNHK総合テレビで放送される「スタジオパークからこんにちは」(13時05分〜13時55分)に生出演することがわかった。園監督が地上波のテレビに生出演するのは初めて。

園監督は、「愛のむきだし」が第59回ベルリン映画祭、「冷たい熱帯魚」が昨年の第67回ベネチア国際映画祭、「恋の罪」が今年の第64回カンヌ国際映画祭に出品されるなど、発表した作品が連続で世界3大映画祭へ出品されるほどの国際映画祭の常連。海外からは常に注目され、高く評価されている。

「ヒミズ」は園監督の最新作で、今年の第68回ベネチア国際映画祭コンペティション部門に出品された作品。同映画祭では主演の染谷将太、二階堂ふみが日本人初となる最優秀新人俳優賞(マルチェロ・マストロヤンニ賞)を受賞し、国内でも大きな話題となった。さらに先の「冷たい熱帯魚」はスポーツ報知映画賞で監督賞を受賞。女優の神楽坂恵との結婚が大きく報じられるなど、公私ともにいま最も注目される映画監督だ。

東日本大震災が起きた3月11日後に脚本を大幅に変更し、舞台を震災後の日本とした映画「ヒミズ」。いま最も注目される鬼才・園監督がどのようなスタジオトークを繰り広げるのか、注目を集めそうだ。


☆「ヒミズ」ストーリー

住田祐一、15歳。願いは「普通」の大人になること。
茶沢景子、15歳。夢は、愛する人と守り守られ生きること。
だが、そんな2人に日常は、ある“事件”をきっかけに一変。
衝動的に父親を殺してしまった住田は、唯一の願いである、「普通の人生を全うすること」を諦め、そこからの人生を<オマケ人生>と名付け、世間の害悪となる悪人を殺していこうと決めたのだ。
自ら未来を捨てることを選んだ住田に、茶沢は再び光を見せられるのか?

2012年1月14日(土)から、新宿バルト9、シネクイントほか全国ロードショー。

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