「ベルセルク」にケンコバ参戦、大阪時代に原作と出会い大ファンに。

2011/12/09 05:00 Written by Narinari.com編集部

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連載期間は20年以上、“現代マンガ不朽の傑作”として、のちの多くのファンタジー作品に影響を与えてきた三浦建太郎のダークファンタジー「ベルセルク」シリーズ。第1部「ベルセルク 黄金時代篇I 覇王の卵」は2012年2月4日の公開が決定しているが、原作の大ファンとしても知られる元祖“ベルセルク大好き芸人”のケンドーコバヤシが、声優として参加することがわかった。

これまで「ドラえもん のび太の人魚大海戦」(2010年)などで声優の経験もあるケンドーコバヤシが、今回演じるのは「30人斬りのバズーソ」の異名を持つ傭兵バズーソ。主人公・ガッツと戦闘を交えるも、舐めて掛かったのが仇となり、ガッツに頭を叩き割られてしまう役柄を演じている。

もともとケンドーコバヤシが「ベルセルク」に出会ったのは大阪時代、雨上がり決死隊の宮迫博之が家を留守にする間に留守番を任され、家にあるマンガを片っ端から読んでいたときにハマったのがきっかけだった。このとき、「これは面白い」と思い、ずっと読んでいたそうだ。

大好きな作品で声優を務めることについては「まさかの役名つきの役をやらせていただけるとは本当に光栄のいたりです」と感激した様子で、「全力で叩き斬られてきましたので、僕の叩き斬られぶりをぜひスクリーンで楽しんでください」とアピール。そして、「演じた戦闘シーンではけっこう血が出てましたけど、もし僕がレフリーだったら止めてましたね。今なかなか血とか戦闘シーンの描写っていうのが難しいじゃないですか。でもあれがないと『ベルセルク』の世界観が出ないというか。ちゃんと描いて欲しいと思っていたので嬉しかったですね」と収録を振り返った。

「ベルセルク」は、1989年から「ヤングアニマル」に不定期で連載中の人気マンガ(※前身の「月刊アニマルハウス」含む)。単行本35巻までの発行部数は3,000万部を突破し、海外でもドイツ、フランスをはじめ全世界15か国で翻訳され、多くのファンに愛されている。

映画版は第1部が約80分、第2部が約100分、第3部が約110分といずれも長編で、全篇総カット数が3,962カットという大ボリューム。主要キャストのガッツ役には岩永洋昭、グリフィス役には櫻井孝宏、キャスカ役には行成とあ、ほかに豊崎愛生や寿美菜子、小山力也、梶裕貴、藤原貴弘、松本ヨシロウ、矢尾一樹、三宅健太らが起用されている。

第1部「ベルセルク 黄金時代篇I 覇王の卵」は2012年2月4日、第2部「ベルセルク 黄金時代篇II ドルドレイ攻略」は2012年6月、第3部「ベルセルク 黄金時代篇III 降臨」は2012年内に公開。

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