落語家の立川談志さんが死去、「笑点」の初代司会や議員としても活躍。

2011/11/23 16:51 Written by Narinari.com編集部

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異彩を放った落語家の立川談志さんが11月23日、亡くなったことがわかった。75歳だった。

談志さんは1936年に東京で生まれ、1952年、16歳のときに5代目柳家小さんに入門。1963年に立川談志を襲名し、真打ちに昇進した。その後、現在も続く人気番組「笑点」(日本テレビ系)の初代司会者を務めたほか、1971年には参議院選挙に無所属で出馬し、初当選。自民党入党を経て1975年、当時の三木武夫内閣で沖縄開発政務次官に就任したが、わずか36日間で辞任し、自民党からも離党した。

議員生活は1期6年で終え、再び本業の落語に戻ると、1983年には師匠の小さんとの対立などを理由に落語協会から脱会。以降、創設した立川流の家元として落語やテレビ、ラジオなどで活躍した。

しかし、近年は食道がんや糖尿病などで闘病。また、今年3月にはストレス性胃潰瘍で一時入院し、その後は治療に専念していた。

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