SAKEROCKのベース・田中馨が脱退へ「本当に充実した10年でした」。

2011/11/22 20:11 Written by Narinari.com編集部

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インストバンド・SAKEROCKのベースを担当する田中馨が、12月26日のSHIBUYA-AX公演を最後に脱退することを公式サイトで発表した。  

代表の星野源、伊藤大地、浜野謙太、スタッフの連名で公式サイトに掲載された「いつもSAKEROCKを聴いてくださっている皆様へ」では、まず、「ひとつ大切なお知らせがあります。この度、2011年12月26日をもちまして、ベースの田中馨が脱退することになりました」とファンに報告。脱退の意向は今年9月、田中からバンドに伝えられたそうで、「2000年に結成以来、11年間、共に過ごしてきた仲間であり、初の日比谷野外音楽堂でのワンマンライブも大成功という、とても充実した状況の中での突然の申し出にとても戸惑い」もあったという。

ただ、本人の「自分のやりたいことに、もっと集中して取り組みたい」との「ある意味とても前向きな理由」を聞き、最終的には「馨くんのこれからを応援しよう、という結論」に至った。以前よりライブやインタビューなどで「4人でサケロック」「メンバーが抜けたら解散」などと発言してきたこともあり、メンバー、スタッフの話し合いの中では「解散」という選択肢も挙がったが、最終的には「SAKEROCKをこれからも続けることにしました」とのことだ。

そして最後は「これからも田中馨を、ならびに僕たちSAKEROCKを、これまで同様に応援いただきたく、何とぞよろしくお願い申し上げます」とつづり、メッセージを締めくくった。

また、田中からもメッセージが寄せられ、「今迄10年間、ただのおたく風4人と(初期メンバーの卓史君も含む)嫌に前向きな、面白い顔のちびっこ1人から始まったSAKEROCKを面白がって、一緒に色んな事、思い描いてくれた皆様。本当に充実した10年でした。ありがとう」など、感謝の言葉を田中らしい言葉でつづっている。

SAKEROCKは2000年に結成。リーダーの星野は音楽活動と並行しながら、松尾スズキ主宰の「大人計画」にも所属し、役者としても活躍、現在は連続ドラマ「11人もいる!」(テレビ朝日系)に出演している。脱退する田中はSAKEROCK以外にバンド「ショピン」でも活動中。

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