モデルの道端ジェシカが11月6日、来年初開催される「名古屋ウィメンズマラソン2012」（2012年3月11日開催）の完走を宣言するため東京・原宿のナイキ原宿を訪れ、トークショー「NIKE＋ RUN CLUB プレミアムイベント with Jessica」に参加した。　　

道端はランニングやトレーニングに励む約40人の女性ファンの前に、お気に入りのピンクのランニングウェアと最新のランニングシューズ、ルナグライド＋3 というランニングスタイルで登場。会場のナイキ原宿はたちまち「キャー、かわいい！」といった歓声に包まれた。

今回のトークショーは、世界初の女性だけによる1万5,000人規模の大会として、来年初開催される「名古屋ウィメンズマラソン2012」の完走を目指すランナー十数人を含む、約40人の女性を対象に開催されたもの。道端が語る「走ることは大好きです。これからも日々トレーニングを積んで、楽しく完走できるように取り組んで行きたいと思っています。私は中途半端が嫌いです。そして努力することが好きなんです。あまり気分が乗らないなと思うときこそ、あえて少しだけでも走ることで気分がよくなります」「私は朝走ると調子がいいんです」「1か月に一回はハーフを走ります」といった話に、参加者は熱心に耳を傾けた。

また、トークショー中、道端のコーチを務める旭化成陸上部コーチ・川嶋伸次さんからビデオレターが届き、「今の調子なら大丈夫、がんばって完走しましょう」という励ましの言葉に、道端は「コーチの期待に応えられるようがんばります」と元気いっぱいに返答。川嶋コーチは2000年のシドニーオリンピックのフルマラソンで2時間09分04秒という記録を残し、箱根駅伝はじめ多くの駅伝で活躍する東洋大学の監督も努めたランニングの第一人者で、道端は川嶋コーチの指導を受けながら、忙しくても時間を見つけて走っているそうだ。

そして、参加者から「ジェシカさんは、普段食べ物のどんなことに気をつけていますか？ また、逆になかなか我慢できない食べものってありますか？」と聞かれると、道端は「私、何でも食べたいだけ食べるのがポリシーなんです。特に炭水化物や甘いものは大好き。スポーツにはエネルギーが必要で、その源となる炭水化物は、ご飯もパンもパスタもよく食べます」と答え、会場からは「羨ましい！」との声も。

別の参加者から「外で走る際のお肌のケア、特に紫外線防止にはどのような気配りをしていますか？」と聞かれると、これには「UVブロックは不可欠です。SPFを塗ると同時に、日差しの強い日には、サングラスとキャップを被るようにしています。目から紫外線が吸収されるので、サングラスで防ぐことが大事です」とポイントを挙げ、さらに腹筋してから走るとさらに体を引き締める上で効果があることや、ストレッチを入念に行うことで疲れが軽減されるなど、走る上でのコツを披露した。

イベントの最後に道端は、「名古屋ウィメンズマラソン2012」の開催日について触れ、「このお話を聞いたとき、どうしても参加したいと思いました。日本人にとって忘れてはならない日だからです」と、特別な思いを吐露。自分のためだけに走るのではなく、大震災からちょうど1年となる“3月11日”に行われるマラソンの意義を噛み締めていた。