広島の前田健太投手が“快挙”逃し悔やむ「ノーヒットノーランしたかった」。

2011/10/26 05:53 Written by Narinari.com編集部

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広島の前田健太投手が10月25日、神宮球場で行われたヤクルトとの最終戦に先発し、9回1死までノーヒットノーランの好投を続けたにも関わらず、最後の最後で痛恨のサヨナラ負けを喫したことについて、公式ブログで胸中を明かしている。

25日付けのエントリー「2011/10/25」では、まず、「今日はすいません ノーヒットノーランを期待してくれた人 勝ちを期待してくれてた人 すいません」とファンにお詫び。快挙達成が目の前でスルリと逃げてしまったことについては、「今年一番悔しい。悔しい。ノーヒットノーランしたかった」と、“悔しい”を重ねてつづるほど、まさに痛恨の試合となってしまった。

この日、前田投手は初回の青木宣親外野手と6回のホワイトセル内野手に四球を与えた以外は完璧なピッチングを披露。凡打の山を築きながら無安打無得点のまま9回1死までこぎ着けたが、藤本敦士内野手にスライダーを左翼に運ばれて初安打を許すと、そこからランナーをためてしまい、最後は代打で登場した福地寿樹外野手にサヨナラヒットを打たれてゲームセットとなった。これで前田投手は、31試合に登板し、10勝12敗、防御率2.46の成績で今シーズンを締めくくっている。

なお、前田投手がもしノーヒットノーランを達成していれば、広島の投手としては1999年5月8日の佐々岡真司投手以来だった。

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