広島の豊田清投手（40歳）が10月24日、現役から引退することを発表した。公式ブログでは、ファンに向けてメッセージをつづっている。　　

24日付けエントリー「ご報告」では、まず、「今日、現役を引退しました」と報告。そして「今は何を言って良いのか言葉が見つかりません。とにかく皆さんに『本当に有難う』と言いたいだけです」と現在の心境を明かしている。また、「落ち着いたら、自分の考えをお伝えします……」とのことだ。

豊田投手は1992年のドラフト3位で西武に入団。1996年頃から主に先発として活躍したが、2001年に抑えへ転向し、以降、西武の守護神としてマウンドを守った。2002年には38セーブ、2003年も38セーブで2年連続最優秀救援投手のタイトルを獲得。2005年オフにFA権を行使して巨人に移籍し、主に中継ぎ・抑えとしてプレーするも、2010年に自由契約となり、今季は広島に入団していた。

2011年の成績は32試合に登板し、2勝1敗、防御率3.08。通算成績は66勝50敗157セーブ、防御率2.99で、セーブ数は歴代10位。