ザ・ストーン・ローゼズが再結成、来年6月の英公演後に世界ツアーへ。

2011/10/20 01:39 Written by Narinari.com編集部

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1996年に解散した英国の伝説的ロックバンド「ザ・ストーン・ローゼズ」の再結成が、10月18日、ロンドンのソーホー・ホテルでのプレスカンファレンスで発表された。来年6月29日、30日にマンチェスターのヒートン・パークでコンサートを開き、その後は世界ツアーを行う予定。ヴォーカルのイアン・ブラウンは再結成について「我々の計画は、世界に挑戦することだ」と語っている。

ザ・ストーン・ローゼズは数年前から再結成の噂が出ては、それを否定し続けてきていただけに、当のイアン・ブラウンでさえ今回の再結成は「有り得ないことが起きた」と語るほど。ニューアルバムの発表に関しても「できることなら」と意欲をのぞかせている。

ベースのマニが「4人が集まり、なにか魔法が起きるような感覚。それを再び感じる時が来て最高の気分だ」と語っている通り、その“魔法”を目にできる日は近そうだ。

イアン・ブラウン(ヴォーカル)、ジョン・スクワイア(ギター)、マニ(ベース)、レニ(ドラムス)の4人によって、1985年に英マンチェスターで結成されたザ・ストーン・ローゼズは、1989年にゾンバ傘下のシルヴァートーン・レーベルからデビュー・アルバム「ザ・ストーン・ローゼズ」をリリース。60年代のブリティッシュ・ポップス風の甘く美しいメロディとハーモニーに、ハウスのノリをミックスしたような豪快なサウンドが、当時のブームとなっていたレイヴなどにリンクして、本国イギリスをはじめヨーロッパや日本で人気爆発となった。

後続のバンドに大きな影響を与え、ハッピー・マンデイズなどと共にマンチェスター・ムーヴメントの中心的存在として活躍。低迷していた英国ロックの救世主として注目され世界的な人気を集めたが、その後は長い沈黙に入り、1994年にレコード会社をゲフィンに移籍して2作目のアルバム「セカンド・カミング」を発表。再び大きな脚光を浴びたが、1996年10月にバンドは解散した。

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