結婚式費用総額は平均356.7万円に、招待客人数や料理などの費用も増加。

2011/10/19 15:09 Written by Narinari.com編集部

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世の移り変わりと共に、そのスタイルが大きく変化してきた結婚式・披露宴。女性の活躍する場が広がるに連れ晩婚化が囁かれている昨今においては、そのスタイルだけでなく、意味づけにも変化が見られている。そうした結婚式・披露宴の最新のトレンドを探るべく、リクルートの結婚情報誌「ゼクシィ」が「結婚トレンド調査」の2011年版を発表した。  

この調査は2010年4月〜2011年3月に結婚(挙式、披露宴・披露パーティ)をした、もしくは結婚予定があった「ゼクシィ」読者6,336人を対象に実施。調査は東海版や関西版など全国計11版があるが、今回は首都圏版の数字となる。

その結果、挙式、披露宴・披露パーティ総額の平均は356.7万円で、昨年調査より20.2万円増加した。ここ5年では312.2万円(2006年)→356.7万円(2011年)と約45万円増加している。次に披露宴・披露パーティの招待客人数は平均69.2人。これは昨年の調査よりも1.5人増加しており、ここ5年では同程度で推移している。招待客人数の分布で最も多いのは「80〜90人未満」だった。

また、招待客1人あたりの挙式、披露宴・披露パーティ費用は平均5.9万円で、昨年調査よりも0.1万円増加。近年の傾向としても増加傾向にあるようだ。料理と飲み物の総額は平均121.5万円、1人あたりの料理+飲み物費用の合計は平均1万8500円で、どちらも近年増加傾向にある。

披露宴・披露パーティをあげた理由については、ここ5年、「親・親族に感謝の気持ちを伝えるため」60.8%(2006年)→72.8%(2011年)、「友人など親・親族以外の方に感謝の気持ちを伝えるため」43.4%(2006年)→ 57.6%(2011年)など、“感謝を伝える”志向が増加。

実施した“挙式の演出”は上から順に「フラワーシャワー、ライスシャワー」(64.2%)、「ブーケトス、ブーケプルズ」(42.7%)、「親からベールダウンをしてもらう」(41.4%)、“披露宴・披露パーティの演出”は「(ウエディングケーキを互いに食べさせあう)ファーストバイト」(77.2%)、「生い立ち紹介などを映像演出で行なう」(74.5%)、「会場装花を持ち帰れるようにする」(72.0%)となっている。

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