“悩む28歳”85%が将来像描けず、4人に3人は「特に行動していない」。

2011/10/19 14:37 Written by Narinari.com編集部

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リクルートが運営する転職サイト「リクナビNEXT」は10月19日、全国の28歳のビジネスパーソンを対象に実施した「自分の将来像」に関するアンケート調査の結果を発表した。その結果、自身の将来像について悩む28歳の姿が浮き彫りになっている。

この調査は10月7日〜11日に、男性150人、女性150人の計300人を対象にインターネットで行ったもの。まず、「あなたは今、『5年後、10年後、20年後に自分がどんな環境で、どんな仕事をしている』という将来像を、具体的に描けていますか?」とたずねたところ、「描けている」は14.7%にとどまり、「描けていない」は85.3%だった。

では、具体的になぜ将来像を描けないのだろうか。選択肢を用意した上で回答してもらったところ、トップは「漠然とやりたいことはあっても、具体的にどんな仕事なのかイメージがつかないから」(21.5%)で、以下、「目先の仕事が忙しくて考える暇がないから」(19.5%)、「世の中がめまぐるしく変化しているので考えても意味がないから」(12.1%)、「自分の好きなこと・嫌いなことが何か、わからないから」(11.7%)、「自分の得意・不得意が何か、わからないから」(10.5%)、「将来像が描けていないことに焦りや不安を感じないから」(10.2%)と続いている。

そうした状況を踏まえ、さらに「現在、『自分がなりたい将来像』を見つけるべく何らかの行動をしていますか?」と質問。すると、「見つけるべく行動している」は24.6%と、約4人に1人は将来のために何らかの行動をとっているものの、残りの75.4%は「とくに何も行動していない」と回答した。

そこで実際に行動している人に対して、どのようなことをしているのかたずねると、トップは「友人に会って話を聞く」(38.1%)に。これに「ビジネス本を読む」(34.9%)、「先輩や上司に話を聞く」(28.6%)、「ネットで仕事・キャリアについて検索」(28.6%)、「新聞や雑誌で情報収集」(23.8%)、「自分のキャリアを棚卸し自己分析」(23.8%)などが続く結果になっている。

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