37度9分の熱まで仕事休めず? 3人に2人は「かぜくらいでは休めない」。

2011/10/11 15:42 Written by Narinari.com編集部

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ライオンの「『バファリンかぜEX』現代人応援プロジェクト」は10月11日、忙しくて会社を休めない人のかぜに対する意識や実態を明らかにするべく、「現代人のかぜとの付き合い方に関する実態調査」を実施した。

この調査は全国の20〜50代の有職男女1,000人を対象に行われたもの。まず、「あなたがかぜをひいた時、損したと思う金額はいくらですか」とたずねたところ、平均は21,720円となった。年代別では30代(24,097円)、40代(29,948円)が高くなっており、特に働き盛りで忙しい世代はかぜによる代償が大きいと感じているようだ。具体的に代償の内訳としては、「会社などを休んだ日の日給」「体調不良による仕事や家事の効率低下」「薬の購入代とその手間」などが挙げられている。

また、働く男女の64.1%が「かぜをひいても翌日会社を休めない」と回答。実に3人に2人が仕事が忙しいために「かぜをひいたくらいでは仕事を休むわけにはいかない」と考えていることがわかった。ちなみに「かぜをひいたことを理由に仕事をズル休みしたことがあるか」との質問では78.9%が「いいえ」と回答している。

続けて「会社の同僚や上司、部下が何度以上の熱があったら会社を休んでも仕方がないと思うか」についてを質問。すると48.8%が「37.6〜38.0度」と回答し、平均は「37.9度」だった。さらに、「38.1度以上」の数字を答えた人は20.0%で、熱があっても簡単に会社を休めない実態が明らかになっている。

そして「『明日は休めない』大事なときに限ってかぜをひいたことがあるか」の質問では、68.5%が「ある」と回答。具体的に「明日休めない予定」の中身をたずねると、上から順に「納期がせまった仕事があるとき」(36.9%)、「旅行」(28.5%)、「社内会議があるとき」(24.2%)、「商談」(22.5%)、「仕事のプレゼン」(22.3%)となり、旅行以外はすべて仕事に関する予定だった。

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