「うちの子は天才」8割が思う、2歳をピークにその後は割合が落ち着く傾向。

2011/10/08 04:46 Written by Narinari.com編集部

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ベネッセコーポレーションの「こどもめがね委員会」は、子どもの好奇心や可能性と、それにまつわるリアルな子育て状況について実施した調査の結果を発表した。

この調査は同社が0〜6歳を対象に展開している幼児教育事業「こどもちゃれんじ」会員の保護者(パパ&ママ)2,284人から回答を得たもの。まず、「うちの子天才!? 才能あるかも!? と思ったことがありますか?」とたずねたところ、約8割が「思ったことがある」と回答した。

では、具体的にどのようなシーンで天才だと感じるのだろうか。この質問には、「物事の理解が早い」(30.9%)、「言葉を覚えるのが早い」(24.3%)と並び、「テレビなどで流れる曲をすぐ覚えて歌う」(30.3%)や「音楽に合わせてリズムをとった」(29.4%)が各3割前後と、微笑ましい日常の場面に子どもの才能を見つけ出す様子が見られた。そして、子どものできることがどんどん増えていき、「天才!」と感じるシーンは2歳でピークを迎え、その後はそうしたことが当たり前になったり、ほかの子どもと接する機会が増えることで割合が落ち着いていくようだ。

次に、「将来、子どもにはどのような職業についてもらいたいか」について質問。すると、男の子は「公務員」(10.1%)、「医師」(9.1%)、「技術者・エンジニア」(7.5%)、「会社員」(5.3%)、「野球選手」(4.8%)、「研究者・大学教授」(4.1%)、「サッカー選手」(3.6%)、「薬剤師」(3.4%)、「建築家」(3.1%)、「芸能人(俳優・モデル・タレント・声優など)」(3.0%)の順となった。自由記述のコメントでは「安定感のある“手に職”の職業について欲しい」といった声が多く寄せられている。

一方の女の子は「薬剤師」(11.4%)、「看護師」(7.1%)、「医師」(7.1%)と医療関係が上位に並んだ。以下は「芸能人(俳優・モデル・タレント・声優など)」(4.4%)、「料理人・パティシエ」(4.1%)、「公務員」(4.1%)、「保育士・幼稚園の先生」(4.0%)、「音楽家・歌手」(3.5%)、「会社員」(3.5%)、「アナウンサー」(2.8%)と続いている。こちらは手に職・安定性などを望む気持ちと共に、活躍する女優や歌手にわが子を重ねる声も多く寄せられた。

この調査では最後に、「どのようなことが見えるめがねがあったら、欲しいと思うか」についてもたずねている。その結果、トップは「子どもの一見ネガティブな行動の理由がわかる」めがね(43.4%)で、これはどの年代の子を持つ家庭でも共通して1位となった。

以下、「子どもの才能の芽が見える」(39.1%)、「子どもの空想した世界がのぞける」(30.1%)、「いたずらをした時に、しかるべきいたずらと見守っていいいたずらの判別がつく」(29.4%)、「子どもの成長度合いが見えアドバイスが見えてくる」(27.7%)、「見落としがちな小さな成長を知らせてくれる」(26.6%)、「子どもが興味を持っている様子がなぜなのかがわかる」(23.8%)と続いている。



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