予定早め「ヒミズ」緊急公開へ、2012年1月14日より全国ロードショー。

2011/10/07 00:08 Written by Narinari.com編集部

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「行け!稲中卓球部」の古谷実原作、「愛のむきだし」「冷たい熱帯魚」の園子温監督による映画「ヒミズ」が、当初の予定を繰り上げて公開することがわかった。2012年1月14日より、新宿バルト9ほか全国の映画館で緊急公開される。  

「ヒミズ」は古谷がギャグ路線を完全に封印し、話題を呼んだ超問題コミックの実写映画化。先の第68回ヴェネチア国際映画祭では、主演の染谷将太、ヒロイン役の二階堂ふみが日本人初となる最優秀新人俳優賞(マルチェロ・マストロヤンニ賞)を受賞したほか、同映画祭の公式上映では多くの観客が涙し、8分間に及ぶスタンディングオベーションが巻き起こった青春感動作だ。

当初の公開時期は“2012年春”を予定していたが、染谷と二階堂の受賞をきっかけに、前倒しで公開する運びになったという。

染谷と二階堂の脇を固める俳優陣も豪華なメンバーが集結。渡辺哲、吹越満、でんでんなどの園子温作品常連に加え、窪塚洋介、吉高由里子、AAAの西島隆弘、鈴木杏など、選りすぐりのキャストが出演している。


☆「ヒミズ」ストーリー

住田祐一、15歳。願いは「普通」の大人になること。
茶沢景子、15歳。夢は、愛する人と守り守られ生きること。
だが、そんな2人に日常は、ある“事件”をきっかけに一変。
衝動的に父親を殺してしまった住田は、唯一の願いである、「普通の人生を全うすること」を諦め、そこからの人生を<オマケ人生>と名付け、世間の害悪となる悪人を殺していこうと決めたのだ。
自ら未来を捨てることを選んだ住田に、茶沢は再び光を見せられるのか?

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