映画「ベルセルク」に豊崎愛生&寿美菜子ら、第2弾声優キャストを発表。

2011/10/06 10:00 Written by Narinari.com編集部

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連載期間は20年以上、“現代マンガ不朽の傑作”として、のちの多くのファンタジー作品に影響を与えてきた三浦建太郎のダークファンタジー「ベルセルク」シリーズ。その映画版の製作が2012年1月の公開に向けて進められているが、8月に発表された主要声優キャスト(ガッツ・グリフィス・キャスカ)に続き、新たに第2弾の声優キャストが決定した。

第2弾キャストの注目は、主人公・ガッツ所属の“鷹の団”が仕えるミッドランド王国の王女・シャルロット役に豊崎愛生、“鷹の団”の幼い兵士・リッケルト役に寿美菜子と、声優ユニット「スフィア」から2人が参加。また、ミッドランド国王の弟で、“鷹の団”を敵対視するユリウス役には、「24-TWENTY FOUR-」のジャック・バウアー役でおなじみの小山力也が決定した。小山はユリウス、アドンの二役を演じる。

シャルロット役の豊崎は「もともと作品のことは存じていましたが、今またシャルロットの目線を意識しながら漫画を読み返し、収録に向けイメージを膨らませているところです。ベルセルクの壮大な世界観、魅力的なキャラクターを、アニメでもしっかり引き継ぎ、表現できるよう頑張ります」とコメント。

リッケルト役の寿も「長く続いていて、全世界で大人気のベルセルクという作品に関わることが出来ること、とても嬉しいです。作品の世界観と言い、絶対映画館で観ると迫力満点で面白いこと間違いなしです。自分自身なかなか演じることのない男の子なので、たくさんの挑戦が待ってると思いますが、最後まで演じきりたいと思います」と抱負を語っている。

また、1人2役に挑戦する小山は「原作はよく知らなかったのですが、連載20年を超える非常に有名な作品。劇場版として3部作で公開されるということで、とても期待しています。ユリウスとアドンという2役をやらせていただきますが、あまりにも対照的な人物なので、その両極端を楽しんで演じさせていただきます。是非劇場で見てください」と意欲を覗かせた。

ほかの第2弾キャストはジュドー役に梶裕貴、ピピン役に藤原貴弘、コルカス役に松本ヨシロウ、ガストン役に矢尾一樹、ゾッド役に三宅健太。なお、先に発表された第1弾キャストはガッツ役に岩永洋昭、グリフィス役に櫻井孝宏、キャスカ役に行成とあとなっている。

「ベルセルク」は、1989年から「ヤングアニマル」に不定期で連載中の人気マンガ(※前身の「月刊アニマルハウス」含む)。単行本35巻までの発行部数は3,000万部を突破し、海外でもドイツ、フランスをはじめ全世界15か国で翻訳され、多くのファンに愛されている作品だ。2002年には第6回手塚治虫文化賞マンガ優秀賞を受賞している。

映画化プロジェクトは20年以上にわたって描かれた原作すべてを対象に順次映像化していくもので、その始まりとしてファンの間で最も人気が高く、最もドラマチックな展開を見せる“黄金時代篇”を三部作構成で映画化。第1弾となる「ベルセルク 黄金時代篇I 覇王の卵」は2012年1月より全国公開となる。

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