中日の落合博満監督が退任へ、後任の高木守道氏は「まさに青天の霹靂」。

2011/09/22 19:20 Written by Narinari.com編集部

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中日ドラゴンズは9月22日、落合博満監督の今季限りでの退任を発表した。次期監督はすでに決定しており、1992年から1995年途中まで指揮を執った高木守道氏を招聘する。

落合監督の退任について、球団の白井文吾オーナーは「(落合監督の)連続8年という任期は、ドラゴンズ歴代監督で最も長く、その間の成績も抜群」と高く評価。その上で、「今年は3年契約の最終年で、野球殿堂入りも果たし、節目と判断しました。残るシーズン、リーグ優勝と日本一を花道にできれば、理想的だと考えています」と、契約を更新しない理由を説明している。

また、来季の新監督に就任する高木氏については「落合監督より年長で、野球でも先輩であるからこそ、監督就任をお願いしました」とコメント。そして「年齢的なことは少し考えましたが、野球への情熱はいささかも衰えていませんし、体力的にも問題ありません。前回とまた違った指揮官となることを楽しみにしています」と期待を寄せている。

監督就任要請を受けた高木氏もコメントを発表。「ドラゴンズの監督就任要請を受けました。まさに『青天の霹靂(へきれき)』で驚いています。落合さんという大監督の後ということもあり、悩みはしましたが、お引き受けしました。やはり野球人なのでしょう。この年齢になって、もう一度チャンスをいただけましたので、全力で頑張る覚悟です」と決意を滲ませている。

落合監督は2004年より中日の監督に就任。昨季(2010年)までの7シーズンでセ・リーグ1位3回、2位3回、3位1回の抜群の成績を残した。2007年にはシーズン2位からクライマックスシリーズを勝ち抜いて日本シリーズに進出。日本ハムを破り日本一に輝いている。今季は9月21日現在、59勝52敗7分けの2位。

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