「ポルシェで結婚式」自作で夢叶える、廃車のVWビートルをベースに製作。

2011/09/17 18:40 Written by Narinari.com編集部

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たった200ポンド(約2万4,000円)で購入した廃車のフォルクスワーゲン(VW)を土台に、部品の追加や改良をコツコツと続け、6年がかりでポルシェの初代モデルそっくりに自作した女性が英国にいます。26歳のメガン・アシュトンさんは先日、この自作クラシック・ポルシェに乗って自身の結婚式会場に到着。「子どもの頃からの夢が叶ったわ」と感動の瞬間を迎えたそうです。    

英紙デイリー・メールやデイリー・テレグラフなどによると、英国海軍でエンジニアとして働くメガンさんは、6年前にスクラップ同然だったVW社のビートルを購入。以前から車が趣味だったという彼女は、地道な改造を始めました。彼女はベースとなるビートルをそのまま走れるようにするのではなく、ポルシェの初代モデル「ポルシェ356」の作成に取りかかったのです。    

実はビートルを設計したのはポルシェの創立者でもあるフェルディナンド・ポルシェ氏で、初代ポルシェは生産コストを抑える目的もあり、ビートルと同じ部品を使っている個所が多いことで知られています。そのため、ビートルからポルシェへの改造も、不可能なことではありませんでした。

また、足りない部品などは「両親からクリスマスプレゼントとして贈ってもらったり」して補充。2年前に現在の夫であるロブさんにプロポーズされてからは、「絶対に結婚式に間に合わせる」と奮起して、空いている時間はすべて自作のために費やしてきました。

一時はもう間に合わないかと思ったそうですが、見事結婚式に間に合わせて完成した自作ポルシェ。座席は白い革製、インテリアには高級木材のマホガニーを使うなど、細部にまでこだわっています。さらにエンジンもパワーのある物に取り替え、時速100マイル(160キロ)までスピードを出すことも可能に。

ちなみに、運転も大好きなメガンさん。結婚式も本人が運転したかったそうですが「ドレスの裾を長い物にしすぎて」困難となったため、夫のロブさんが代わりにドライバーを務めたそうです。

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