サブウェイがレタス増量中止、長雨と台風12号の影響で深刻な原料不足。

2011/09/14 09:09 Written by Narinari.com編集部

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サンドイッチ・チェーンのサブウェイは9月13日から、レタスの増量サービスの一時中止に踏み切った。8月中旬から続いた長雨と台風12号の影響により、全国的に深刻なレタスの原料不足に陥っているためで、中止の期間は「レタスの原料が潤沢になるまでの間」。なお、この措置はレタスのみで、ほかの野菜に関しては従来通り増量可能だ。

豊富な生野菜とカスタマイズ性の高さ、ヘルシー志向といった特徴を持つサブウェイは、オニオン、レタス、トマト、ピーマンなどの野菜が無料で増量できることも人気のひとつ。食べたい野菜を食べたいだけ増量できるとあって、野菜が好きな人、日ごろ野菜不足だと感じている人にとっては魅力的なサービスとなっている。

それだけに、レタスの増量中止はサブウェイファンにとっても大きな痛手だが、今後の対策としては「国内契約栽培をさらに拡大し、野菜の商品開発も拡大していく所存」とのこと。同社としても「なるべく早い段階でサービスを再開させていただく予定にしております」としている。

長雨や台風の影響は野菜、中でも葉物を直撃。その状況は「東京・大田市場の9月上旬(1〜5日)の平均卸値は、レタスが猛暑だった前年同時期に比べて7割高」(9月6日付け日本経済新聞)、「レタスの仕入れ価格は1玉300円前後。平年の倍近い値段」(9月9日付け静岡新聞)、「通常は16玉入りの1箱は1500円程度での取引ということですが、今日のセリでは5000円から6000円という高値」(9月13日付けテレビ熊本)などと伝えられている。

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