「ミスター」での日本デビューから1年、KARAが目指す“これから”。

2011/09/11 10:49 Written by Narinari.com編集部

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昨年8月、シングル「ミスター」でKARAが日本デビューを飾ってから、1年が過ぎた。一時の分裂騒動はあったものの、日本でも歌に、バラエティ番組に、CMにと活躍の場を広げ、その人気はすっかり定着してきている。そんなKARAが今後目指していくところはどこなのか。現在発売中の雑誌「日経エンタテインメント!10月号」(以下、日経エンタ)では、メンバー5人それぞれと、所属事務所DSP mediaのマネジャーのインタビューを掲載している。

2007年3月に結成されたKARAは、メンバーの脱退・加入などを経て2008年7月から現在の5人での活動がスタート。韓国内では“3大アイドルグループ”の一角を担うようになり、2010年5月にユニバーサルシグマと契約して日本進出の足場を整えた。そして同年8月発売の1stシングル「ミスター」が14万枚(オリコン初登場5位)、続く11月発売の2ndシングル「ジャンピン」が12万枚(同5位)のセールスを記録。日本で初めてのオリジナルアルバム「ガールズトーク」も42万枚(同2位)と、このCD不況の中にあって好セールスを連発した。

その勢いは今年1月に起きた分裂騒動の後も衰えず、4月発売の3rdシングル「ジェットコースターラブ」は22万枚(同1位)、6月発売の4thシングル「GO GO サマー!」は21万枚(同2位)。さらに10月5日には、韓国での3rdアルバム「STEP」日本仕様盤の発売が控えており、こちらもどこまでセールスを伸ばせるのか、注目を集めそうだ。

そんな順調な日本での活動を、KARAのメンバーはどのように見つめているのだろか。KARAと言えば、日本で発売する曲はすべて日本語の歌詞で歌い、歌番組やバラエティ番組などでは通訳をつけずに、メンバー全員が日本語で一所懸命対応しているのも大きな特長。その裏には日本語習得に向けたたゆまぬ努力があるわけだが、日本語の先生が付いているだけでなく、ギュリは明石家さんまのバラエティ番組、スンヨンは「るろうに剣心」などのアニメ、ニコルは「BOSS」などのドラマといった具合に、テレビ番組を楽しみながら日本語の吸収に努めているという。そして皆一様に「もっと日本語の勉強がしたい」と強い向上心を抱いている。

今後の活動は、まず、日本での単独コンサートが大きな目標。中でもギュリは、将来は東京ドームでやりたいと語るなど夢は大きい。所属するDSP mediaも、いわゆる“K-POP”として韓国の楽曲を日本語で歌うパターンだけでなく、日本に合う楽曲を日本側と協力しながら作っていく姿勢で、“K-POP”以外のファンの裾野を広げていく努力をしていくとのこと。また、ライブなどに力を入れ、この1年間とはまた違った進化をしながら活動を展開していくという。

なお、「日経エンタテインメント!10月号」では、ほかにK-POP&韓流完全ガイド、大手韓国芸能事務所S.M.エンタテインメントの金英敏代表×BoA×東方神起の対談、少女時代の成功分析、SHINeeやAFTERSCHOOL、Secretのインタビュー、韓国の著名プロデューサーJ.Y.Parkと小室哲哉の対談、韓流ドラマの最新事情などなど、まさに総力特集と言える内容となっているので、詳細はそちらを参照。全国の書店・コンビニのほか、日経BP社の通販サイトからも購入できる(//ec.nikkeibp.co.jp/item/magazine/ENT.html?trn)。

※この記事は「日経エンタテインメント!」編集部の許諾を得て作成しています。

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