「マダム・タッソー」が初上陸、ガガやデップら19体と“セレブ体験”。

2011/09/09 13:05 Written by Narinari.com編集部

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マーリン・エンターテイメンツは9月9日、レディー・ガガやジョニー・デップら本人公認の19体の等身大フィギュアとの触れあいを通じて、セレブリティ体験を提供する“体験型アトラクション施設”「マダム・タッソー東京」を、東京・お台場の商業施設「デックス東京ビーチ」に期間限定オープンすると発表した。期間は9月30日から2012年1月4日まで。

「マダム・タッソー」は世界8か国、12か所で展開している人気のアトラクション施設。ロンドンに1835年オープンという長い歴史を持ち、これまでに計5億5,000万人以上が足を運んできた。

「マダム・タッソー」に展示するフィギュアは、マダム・タッソーチームのリサーチにより人気の高いセレブリティが選ばれるが、今回も各地に展示されているフィギュアの中から厳選したものが日本に初上陸する。登場するのは、レディー・ガガ、ジョニー・デップ、ビヨンセ、マイケル・ジャクソンなど、海外の大物アーティストや女優に加え、葉加瀬太郎、坂本龍一など世界的に活躍する日本人の等身大フィギュアたちで、海外セレブリティのフィギュアは「マダム・タッソー東京」のオープンのためにファッションスタイルも一新した。

そんなセレブリティの面々の中でも、奇抜なファッションでも有名なガガの等身大フィギュアが、どのようなファッションを身にまとうかは各国でも注目の的。マダム・タッソーの広報担当者は「ガガのファッションについて極秘を貫くことは、当館の歴史上でこれまでにないほど大変な任務になりましたが、ファンの方々も、秘密が明かされる日を楽しみに待っていたようです」と語っており、日本でのファッションも話題を呼びそうだ。

日本人は葉加瀬太郎、坂本龍一のほか、日本のキャラクターとして鉄腕アトムを選出。期間中にはさらに2人の人気スターが順次登場する。なお、今後来場者が「触れ合いたい」日本の有名人についての投票も予定しているという。

今回は期間限定アトラクションとしての展示となるが、来場者からの要望が高い場合には、アトラクションの常設計画もあるそう。世界中で人気の「マダム・タッソー」、セレブリティと肩を組んで写真を撮ったり、オードリー・ヘップバーンとの朝食シーンを体験したりと、実際に参加できる“究極のセレブ体験”を、皆さんも楽しんでみてはいかが?


☆マダム・タッソーの創始者マリー・タッソーとは?

創立者であるマリー・タッソー(Marie Tussaud:1761-1850)は250年前に誕生。今日では世界ブランドとなった「マダム・タッソー」はフランスに起源を持ち、パリで人気を誇ったフィギュアの興業主フィリップ・カーティス博士が、若かりし頃のマリーに蝋を使った彫刻を指導したのが始まりだ。

カーティスの死後にビジネスを引き継いだマリーは、英国に展示拠点を移すことを決意。それから33年間にわたって全土を巡業した。好奇心の強い人たちに賞賛を浴びる人形の数を次第に増やしていった彼女は、飽くことなく広告宣伝を行い、展示内容を時代に合うように調整。1835年にマリーはロンドンに定住することを決意し、さらに1884年には現在の場所であるメリルボーン・ロードに移転した。

ほぼ人生の最後まで、展示に関わってきたマリー。彼女が最後に製作したものは、81歳のときのセルフ・ポートレイトだ。これは1850年に亡くなるわずか8年前のことだった。彼女の彫刻技法はすでに完成の域に達しており、その技術は忠実に次の世代に伝授。革命に揺れるフランスに住んでいた若いころに確立した技術は、現在のマダム・タッソーで働く彫刻師に受け継がれている。

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