英音楽祭でゲームの名曲次々、「マリオ」「ゼルダ」「FF」など20曲以上。

2011/09/05 09:07 Written by Narinari.com編集部

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世界的に有名なロンドン・フィルハーモニー管弦楽団が9月2日、毎年夏にロンドンで開催されるクラシック音楽祭「BBCプロムス」の一環で、大ヒットゲームのテーマ曲など20曲以上のゲーム音楽を披露するコンサートを行った。

「BBCプロムス」は毎年夏に、ロンドンのさまざまなホールで世界各国の楽団の演奏が楽しめる英放送局BBC主催のクラシック音楽祭。1895年に始まった伝統あるこの音楽祭は、今年は7月15日から9月10日までの予定で開催されており、多くのクラシックファンを楽しませている。その中で9月2日に本拠地ロイヤル・フェスティバル・ホールに登場したロンドンフィルは、有名ゲーム音楽の数々を演奏した。

今回このコンサートの構成を担当したのは、作曲家のアンドリュー・スキート氏。彼が作成した演奏リストには、いずれも世界でブームを巻き起こした有名ゲーム音楽25曲がセレクトされている。その中には「スーパーマリオブラザーズ」「ゼルダの伝説」「ファイナル・ファンタジー」など日本で生まれたゲームが多く含まれているほか、「テトリス」「ヘイロー3」「グランド・セフト・オート」など、ゲームが好きな人ならたまらないであろう名前がズラリと並んだ。

それらの中でスキート氏が特に気に入っているというのが、「ちょっとした冗談のつもり」でリストに入れた「テトリス」と、現在世界で大人気となっているモバイルゲームの「アングリー・バード」。英ニュースサイトAsylum(//www.asylum.co.uk/2011/09/02/audio-london-philharmonic-computer-games-tetris-mario/)では、ロンドンフィルが演奏したこの2曲の一部がほかの曲と共に聞けるようになっているが、彼が「完全に新バージョン」というように、原曲とは異なる趣きになっているのが新鮮だ。

これまでにも「ドラゴンクエスト」シリーズをはじめ、ゲーム音楽の演奏も数々行ってきたロンドンフィルが今回どのような演奏を行ったのか気になる人は、YouTubeにも演奏の模様が一部投稿されているので、ぜひ一度、聞いてみてはいかがだろうか(※YouTubeで「Video Game Heroes」「the Royal Festival Hall」と検索すると複数の演奏動画を見ることができる)。

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