子供の夢とママが望む将来像、「定職就かない」許せるのは20代前半まで。

2011/08/22 14:26 Written by Narinari.com編集部

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子どもが望む夢とママが望む子どもの将来はどのような違いがあるのか――そんなアンケート調査を、ママの声を集めたマインドシェアのランキングサイト「ママこえ」が実施した。

まず、“子どもたちが将来なりたいもの”についてたずねたところ、男の子は「サッカー選手」(10%)がトップに。これに「TV・アニメキャラクター」(9%)が続き、3位は同率で「野球選手」(8%)と「電車・バスなどの運転手・運転士」(同)になった。ただ、いずれも僅差で、サッカーや野球は「今サッカーを頑張っているから」「現在野球チームに所属しているから」と、現在体験中の子どもたちの身近な目標に、「TV・アニメキャラクター」は「仮面ライダーが好きだから」「強いからアンパンマンになりたいらしい」など、強くてカッコイイ正義の味方が人気となっている。

一方、女の子は「パン・ケーキ・お菓子屋さん」(25%)が2位以下を大きく引き離してトップ。以下、「花屋さん」(8%)、「TVアニメ系キャラクター」(7%)が続いた。「パン・ケーキ・お菓子屋さん」は「ケーキをたくさん食べられるから」「お菓子作り大好きだから」、「花屋さん」は「お花キレイだから」、「TVアニメ系キャラクター」は「かわいいから」といったコメントが寄せられ、女の子は好きなものやかわいいと思うものを職業にしたい傾向が現れている。

では、0〜9歳の子どもを持つママたちはどのように子どもの将来を考えているのだろうか。“将来、男の子になってほしい職業”をたずねたところ、「公務員」がダントツの1位となった。その理由は一様に「一番安定しているから」で、2位の「医者」、3位の「職人」ともども、安定性への志向が強く感じられる。

同様に“将来、女の子になってほしい職業”については、上から順に「看護師」「薬剤師」「保育士」と、専門職がズラリ。看護師と答えたママからは「結婚や出産してからも続けられる資格をもって欲しい」「家庭を持った時役立ちそう」、薬剤師も「手に職があれば困らないから」「年取ってもできるから」と、いずれも結婚や出産後など、女性のライフステージが変わっても続けられることを評価する声が多く寄せられた。

続けて「もし自分の子どもがフリーターになったらどうする?」と質問。すると、「ちゃんと就職できるように応援する」(42%)、「ちゃんと就職するように促す。または励ます、しかるなど」(35%)と、就職を願うママが8割弱を占めた。「子どもの選択なら、それはそれでよい。認める」は17%と少数派だ。

そして、「もしも子どもが『やりたいことを今探してるんだ!』と定職に就かなかったら…。何歳まで許せる?」とたずねると、「25歳まで」(49%)と「大学生まで」(33%)で8割を超え、だいたい20代前半がリミットと考えるママが多いことがうかがえる結果となっている。

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