公園に未来の没年刻む謎の墓、突如現れた不気味さに周辺住民は困惑。

2011/08/06 05:53 Written by Narinari.com編集部

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先日、米国のあるマンション前の公園に、立派な墓が突如出現した。誰もが「知らない」と口を揃える男性の名前が刻まれた墓は、なぜか没年が“2012年”となっており、住民たちはいたずらでも気味が悪いと怯えているという。

米放送局KTLA-TVによると、得体の知れない墓が現れたのは、カリフォルニア州ロサンゼルス近郊の街にある公園。周辺住民の話では、草地の中に墓石が建てられていることに気が付いたのは7月18日頃で、それ以前に墓はなかった。この付近に15年住んでいるという住民の場合、18日未明に歩いていたときに目に留まり、あまりの不気味さに「Oh my God」と口にしたほどだった。

その不気味さもさることながら、住民たちが気味悪いと感じているのが、石に刻まれた情報だ。米国の相場で「5,000ドルから1万ドル(約38万円から約77万円)」(米ニュースサイト・イグザマイナーより)とされる立派な大理石の墓には、「愛すべき夫であり父親であり医師」と刻まれ、その下に“ジェフリー・ラング”なる男性の名前も。しかしKTLA-TVの調べでは、周辺の住民はおろか、州に登録されている医師のリストにもこの名前は見つからないそうだ。

そして名前の下に刻まれた年月を見ると、1976年生まれとされるこの男性の没年が“2012年”と未来を示している。墓そのものに加え、建てられた場所、男性の正体、未来の没年と、なにやら謎だらけの墓。「誰かがいたずらで建てたんだ」と話すある住民は“2012年”の没年にも触れ「終末論に対するちょっとしたジョークのつもりじゃないかな」とも話している。ただ、公園が自治体の管理下ということもあり、7月末の時点では遠巻きに見守る程度で、撤去を促す動きにまではなっていないという。

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