全米保険犯罪協会（NICB）は8月2日、毎年恒例「盗難車ランキング」の2010年版を発表した。その結果、“最も盗まれた車”は3年連続でホンダの「アコード」（1994年型）となり、トップ3はすべて日本車になっている。

このランキングはFBIの盗難車データなどをもとにまとめられたもの。トップ10は次の通りだ。

1位　ホンダ「アコード」（1994年型）
2位　ホンダ「シビック」（1995年型）
3位　トヨタ「カムリ」（1991年型）
4位　GM「シボレー・シルバラード」（1999年型）
5位　フォード「F150」（1997年型）
6位　クライスラー「ダッジ・ラム」（2004年型）
7位　クライスラー「ダッジ・キャラバン」（2000年型）
8位　アキュラ（ホンダ）「インテグラ」（1994年型）
9位　フォード「エクスプローラー」（2002年型）
10位　フォード「トーラス」（1999年型）

NICBのレポートによると、米国における自動車盗難の被害は全体的に低減傾向にあり、FBIの犯罪統計では2009年に比べ2010年は7.2％減に。また、ホンダやトヨタの車種がトップ3を占めるのは、2000年以来続く傾向となっている。